街はすっかりクリスマス。
イルミネーションで彩られ、一年で1番ワクワクする季節ですね。
家族みんなで過ごすクリスマスにぴったりの、ハッピーな気分になれるおすすめクリスマス映画15選(プラスα)をお届けします。
- こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜(2009)
- Disney’s クリスマス・キャロル(2009)
- ミッキーのマジカル・クリスマス/雪の日のゆかいなパーティー(2001)
- ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017)
- ベイマックス(2014)
- ハッピーフィート(2006)
- グリンチ(2018)
- ポーラーエクスプレス(2004)
- アーサー・クリスマスの大冒険(2011)
- ガーディアンズ 伝説の勇者たち(2012)
- マックスとヘラジカの大冒険〜クリスマスを救え〜(2015)
- エルフ〜サンタの国からやってきた〜(2003)
- スリー・ドッグス クリスマス三銃士(2015)
- パディントン(2014)
- ホーム・アローン (1991)
こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜(2009)
まずはサックリ観れる20分ほどのショートムービーから。
ひとコマひとコマ動かして丁寧に撮影したコマ撮り作品、その名も『こまちゃん』というニャンコのクリスマス物語。
- こまちゃんは、山の上のお家で「おじい(おじいちゃん)」と暮らす女の子のニャンコ
- 離れて暮らす両親から、クリスマス間近に可愛いお人形のプレゼントが
- ただしこんなお手紙も。「クリスマスには帰れません」
- パパにもママにも会えないとわかり、ボロボロ泣きだしていじけまくり
プレゼントは嬉しいけれど、心が迷子になったこまちゃんを励ますお友達、オロオロするおじい、両親との絆などがギュと詰まったゆるふわムービー。
セリフはニャーニャー言うだけですが、破壊力抜群・可愛いすぎる作品です。
Disney’s クリスマス・キャロル(2009)
チャールズ・ディケンズの小説を元に、いくつもの映像化作品がある『クリスマス・キャロル』
中でもロバート・ゼメキス監督が手がけたディズニーのCGアニメバージョンは、映像の美しさと原作の素晴らしさをしっかり堪能できる仕上がりになっています。
- 偏屈で頑固で金の亡者な老害スクルージが主人公
- クリスマスだろうがなんだろうが、いつもいつでも悪態をついて思いやりのかけらもない
- そんなスクルージは、7年前に亡くなった共同経営者の霊から御告げを受ける
- 御告げ通りにイブの晩、過去・現在・未来を見せてくる3人の精霊とともに時間旅行する羽目に
- 本当の幸せの意味を思い出す奇跡のファンタジー
今の自分は、果たしてあの頃なりたかった自分の姿なのか。
これまでの人生を振り返って反省したくなる真の名作です。
ミッキーのクリスマス・キャロル(1983)
とにかくクリスマスには定番の不朽の名作『クリスマス・キャロル』には、もっとザックリ小さなお子さんとも楽しめるバージョンも。
- 主人公のジジィ…もといスクルージは人間
- 銭の亡者スクルージの会計事務所の書記がミッキー
- 苦労続き、スクルージの協同経営者はグーフィー
- スクルージの甥っ子としてドナルドダック
色々と人生を考えされられる名作も、スクルージを取り巻くキャラクターがディズニーなので、わりとライトな感覚で安心して観ることができます。
TDL好き・ミッキー好きの方も楽しめる30分ほどのショートムービーです。
マペットのクリスマス・キャロル(1992)
さらに同じくディケンズの『クリスマス・キャロル』には、マペットバージョンなんかもあります。
- 人間とマペットの暮らす世界が舞台
- スクルージはこれでもかというほど老害全開のいやなじぃさん
- スクルージを改心に導くマペットたちの仕草や会話がユルく和む
- …が、ちょっとシュール。いちいちグザグサ心にささる(笑)
TDLよりUSJの方が好き、ミッキーよりもセサミストリート好き。…というかパペットマペットのウシ君とかえる君が好き。
そんな方ならきっとツボる、90分ほどのしっかり作品です。
ミッキーのマジカル・クリスマス/雪の日のゆかいなパーティー(2001)
ミッキー主催のクリスマスパーティーに参加する、ディズニーキャラたち勢揃いのオムニバスムービー。
優しさや思いやりがたっぷり詰まっていて、思う存分ディズニーの世界観を満喫できます。
- アラジンやジャスミン、ジェファー、美女と野獣のベルたちなどがチラっと登場
- 大雪で通行止になり、帰るに帰れなくなったみんなを楽しませようとミッキーがパーティーを延長
- パーティー会場のステージに設置されたスクリーンで短編映画を観ることに
- 「ドナルドのアイス・スケート」「プルートのクリスマス・ツリー」「ミッキーのくるみ割り人形」「ミッキーのクリスマス・キャロル」の4編が収録
最後はパーティーに参加したみんなの気持ちが一つになり、歌を歌って大団円。
TDLのクリスマスイベントに行けなくても、これで我慢できるかもしれない作品です。
ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017)
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出した可愛いらしいキャラクター・ムーミンのクリスマスムービー。
紙芝居のようなパペットアニメになっていて、どこか懐かしいさも感じる映像になっています。
- 怖い夢を見てしまい、起きちゃったムーミン
- 冬らしくなったムーミン谷の季節の変わり目に興味津々で、あちこちにお散歩
- そんなある日、ムーミンは「クリスマス」なんてものがあることを知る
- 実はムーミン一家はいつもは春まで冬眠してて、クリスマスを知らない
- …ということで、この年、初めてのクリスマスを過ごすことに
ストーリー的にはものすごい冒険するわけでも、ものすごい事件が起こるわけでもありません。
わりと単調なお話ですが、ムーミン谷のみんなを見ているとフワっと優しい気持ちになれる作品です。
ベイマックス(2014)
クリスマスの季節を描いた作品ではありませんが、雪だるまっぽいという理由でチョイス。
ベイマックスの優しさ・強さ・可愛さに魅入ってしまい、一家に一台ベイマックスが欲しくなります。
- ロボット開発に夢中になり過ぎて、いつもぼっちの天才少年
- そんな姿を心配する弟想いの兄は、謎の爆発事故で他界
- 心も身体も孤独になった少年の前に、ある日突然プヨプヨしたロボットが
- 実は兄は弟のために、ベイマックスというケアロボットを遺していた
最愛の兄を亡くした少年が、身も心も柔らかく包み込んでくれるベイマックスとの絆を深め、ヒーローのごとく成長。
単なる感動作ではなく、頭脳をフル回転させて頑張る姿に勇気をもらえる作品です。
ハッピーフィート(2006)
クリスマスというより冬に観たくなるペンギン物語。
妙にリアルなCGと、以外とシビアな弱肉強食の社会、そして思ったより学びもあります。
- 歌で心を表現するペンギン帝国で、1羽だけ超絶音痴なペンギンが
- 歌えることが当たり前。ゆえにみんなからは出来損ない扱い
- …と、確かにいつまで経っても歌えないが、代わりにダンスの才能が
みんなと同じじゃなきゃダメなんだ、人と違うからおかしいんだ…と思うことってありますよね。
それが全て悪いわけではないこと・違った良さを伸ばせばいいことに気付かせてくれます。
ナイスな楽曲に合わせてダンスしまくる可愛いペンギンにも癒されて、気分もアゲアゲ、前向きになれる作品です。
ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊 (2011)
すっかりタップダンスの名手になった音痴なペンギンがパパになり、今度は家族と仲間のために頑張る続編もおすすめです。
- 実は息子はパパと違ってダンス嫌い
- 国を飛び出し別種の飛べるペンギンに出逢った息子ちゃん。いつか自分も飛べると信じてる
- …そんな家出息子を探しにパパもお出掛け、その頃ペンギン帝国は大ピンチ
さりげなく地球温暖化問題にも触れていて、夢と勇気と冒険と愛まで詰まっちゃってます。
まぁそんなストーリーはぶっちゃけどうでもよく(←おいw)
クールな音楽、クールなダンス、やっぱり可愛いペンギンたちに癒されまくる作品です。
グリンチ(2018)
1957年に出版された、アメリカの児童名作文庫「いじわるグリンチのクリスマス」を3Dアニメにした作品。
可愛いんだか可愛くないんだかわからない、緑色のモフモフ怪物の物語です。
- 嫌われ者の醜い怪物グリンチは、特にクリスマスが大嫌い
- 街のみんなはこれみよがしにクリスマスを楽しみにして準備中
- なんとなくムカつくので、クリスマスを台無しにしてやろうと画策中
- …が、唯一の下僕のワンコは素直すぎ・グリンチも相当ドジッ子だからなかなか上手くいかず
- 優しく健気でいい子の邪魔も入り、交流するうちにグリンチちょっと改心
昔は汚れを知らず、愛らしかった緑のモフモフ・グリンチ。
いつしか性格がひねくれて悪さばかりするようになったけど、周囲の優しさに触れて悔い改める…といったクリスマスらしいお話です。
グリンチ役の声をベネディクト・カンバーバッチが担当していてビックリですが、日本語吹き替え版もビックリします。
大泉洋さんが担当していて、似合いすぎ。吹き替え版での鑑賞を推したい作品です。
グリンチ/実写版(2000)
グリンチと言ったらこっちでしょ、と思う方も多いかも。
緑に染まったジム・キャリーの表情豊かな実写版も、笑って感動できる作品です。
街のみんなの楽しみ・クリスマスを奪い、どん底に突き落とそうとするグリンチの小憎たらしさがたまりません(笑)
ポーラーエクスプレス(2004)
そろそろサンタを信じなくなる微妙なお年頃の少年の、夢が溢れるクリスマスファンタジー。
ちょっと銀河鉄道999ぽい、ポーラーエクスプレスなる蒸気機関車で冒険に出かける物語です。
- サンタの存在に疑問を抱いた少年の前に突如現れた、不思議な機関車
- 行先は北極。多くの子供を乗せ、サンタの国に向かうことに
- 道中、アトラクションのようなアクシデントや、一緒に乗った子供たちとも友情を育むメルヘンな世界
素直に信じる清らかな心を大切に、そして最も重要なのは行動することであることを教えてくれる作品です。
アーサー・クリスマスの大冒険(2011)
実はかなりハイテク、オートメーション化されてるサンタの国。
ある一つのミスを見逃さず、相手を思いやって頑張る姿がなんだか嬉しくなる物語です。
- サンタクロースの次男に生まれたものの、鈍臭いアーサーが主人公
- テキパキと大忙しの作業は向いてないから、もっぱらサンタ宛のお手紙の分別とお返事書く係
- 今年も無事にクリスマスプレゼント配り乙…と思ったら、たった1人配り忘れた子が
- サンタの長男はまぁいいかで済まそうとするも、アーサーは貰えない子の悲しみを考慮
- ハイテク前の古いやり方・トナカイ&ソリでいざ配達へ
どんなに世の中が便利になっても、誰かを思う気持ちまではオートメーション化できません。
相手の立場になって考え、そして行動する。
当たり前だけど意外と忘れがちな、優しい世界が広がる温かい作品です。
ガーディアンズ 伝説の勇者たち(2012)
仲間と協力して敵を討つ、という、ちょっとRPGゲームのようなストーリー。
なんの因果か勇者に大抜擢された妖精が、人間の子供たちの夢とクリスマスの楽しみを守るために戦うアクションアドベンチャーです。
- 世の中ナメてるイタズラ好きの妖精ジャック・フロストが主人公
- クリスマスが近付いたある日、サンタの手下に拉致られる
- どうやらクリスマスを恐怖の1日に、世界を闇に包もうと企む妖精がいるらしい
- サンタを筆頭にパーティーを組み、その悪妖精をやっつける冒険へいざ
CGアニメの美しさとテンポ良い展開にワクワクしつつ、クリスマスらしさもちゃんと味わえる作品です。
マックスとヘラジカの大冒険〜クリスマスを救え〜(2015)
少年とヘラジカとの友情を描いたハートフルファンタジー。
タイトルにあるほど大冒険はしませんが、気軽に観れてちょっと笑える和み系です。
- サンタのソリのテスト飛行中、ヘラジカがバランス崩して少年宅の納屋に落下
- まさかの納屋にヘラジカ&人語も話すオッサンくささに少年ビックリ
- 少年はちょっと家庭の事情で荒んでいたけど、すぐにヘラジカと仲良しに
- …ところが狩り好きの隣人に追われたり、振り落とされた性悪サンタがやって来た
動物絡みの作品にあまりハズレはない気がします。
キャラクターがみな個性的なので、気を抜いて観ても分かりやすい作品です。
エルフ〜サンタの国からやってきた〜(2003)
耳が尖った麗しの妖精エルフ…を想像してると痛い目にあうクリスマスファンタジー。
どう見てもオッサンにしか見えないエルフがわんさか登場します。
- サンタの国で色々お手伝いをする種族エルフは、身体も小さく手先も器用
- せっせと子供たちが喜ぶクリスマスプレゼントを手作りし、サンタクロースが無事にお届け
- …したはいいが、いざ帰ってきたら赤い袋に人間の赤ちゃんが
- 間違って孤児院から連れかえっちゃった赤ちゃんをエルフが育てることに
- すっかり自分はエルフと思い込んだ人間は、あっという間にオッサンに
- 本当の父親を探すため、エルフの格好でN.Y.へ
どいつもこいつもロード・オブ・ザ・リングのエルフ、オーランド・ブルームみたいに麗しかったら目の保養になったものを(笑)
ですが、大人になっても失わない純粋さが心に響き、誰もが優しい気持ちになれる作品です。
スリー・ドッグス クリスマス三銃士(2015)
3匹のマルチーズの可愛さと、ここおかしいだろ!とツッコミたくなるワンコ主演のクリスマス映画。
犬好きなら多分楽しめる、かなり雑なB級アドベンチャーです。
- 3匹の真っ白なマルチーズたちは、飼い主さんが大好き
- ある日空き巣が入り、飼い主さんのクリスマスツリーやプレゼントが盗まれた
- 優しい飼い主さんを悲しませないため、3匹はプレゼントを奪還することに
- ショッピングモールにいたサンタも巻き込み、三銃士さながらに大奔走
座る・寝る・走るシーンはマルチーズそのまんま。そこは可愛いい!で済みますが、CG加工が雑すぎて(笑)
手抜きすぎる口の動き・思わず吹き出す人語セリフの数々など、クリスマスだし許してやるか、と寛大な気持ちで楽しめる作品です。
パディントン(2014)
紳士すぎるクマとして有名なパディントン。
クリスマスエピソードではありませんが、とっておきの家族の絆が描かれています。
- 遠くペルーのジャングルから、家を探しにロンドンにやってきた1匹の子グマ
- 誰もが彼を無視するも、ある家族が親身になって世話してくれる
- 律儀で紳士的なクマだけど、おっちょこちょいでドジも踏む
- パディントンが巻き起こまれる騒動を通じて繋がる心にジーンとする
絵本やぬいぐるみにような可愛さと違って、実写の見た目はクマそのもの。
だけど小さな身体で誰も知り合いがいない土地に赴き、一生懸命な姿はとても可愛らしく愛おしくなってきます。
頑張る姿・誠実な姿だけでなく、ハラハラする展開も加わった見応え抜群な作品です。
もう少し詳しいあらすじやキャストについてはこちらをどうぞ↓
【パディントン】評価は抜群!あらすじは笑いと感動と可愛さの嵐
パディントン2
特別素敵なお祝いの日を迎えるため、一生懸命になるパディントンが可愛すぎる続編もおすすめです。
こちらもクリスマスとは無縁のエピソードですが、平にご容赦を(笑)
- ペルーにいる叔母さんクマは、もうじき100歳のお誕生日
- プレゼントを贈るため、パディントンはアルバイトすることに
- ところが欲しかった贈り物が盗まれて、濡れ衣で刑務所行き
- パディントンを家族として迎えた一家は泥棒の真犯人探し
どこに行っても誰に対しても、偏見や差別をすることなく常に礼儀正しいパディントン。
可愛いだけじゃなく、こうありたいと思う学びもユーモアも感動も溢れる作品です。
じっくりネタバレなしのあらすじもどうぞ↓
【パディントン2】続編あらすじはさらに高評価!紳士なクマの大騒動
ホーム・アローン (1991)
クリスマスのおすすめ映画で、やっぱりコレは外せません。
観る気がなくても地上波放送されてたらつい観ちゃう、マコーレー・カルキン君の代表作。
- 15人家族の大所帯は、クリスマスをパリで過ごす予定
- …が、寝坊して慌てて一家で空港に向かうも、とんでもない忘れ物を
- なんと8歳のケビンくんだけ置いてきぼり
- 家族不在の中、一人でお留守番する羽目に
- クリスマスシーズンを狙った空き巣2人組を、あの手この手でスカッと撃退
子供を忘れるという斬新な設定と、ものすごく知恵が働くキュートすぎるケビン君。
もう何度観ただろう…と結末分かっていても、何度でも観たくなるドタバタコメディの傑作です。
《オマケ》あのケビン君が30年後はこんなCMに!?
映画ホーム・アローンで人生の絶頂期を迎えちゃったマコーレー・カルキン君。
残念なヒゲ面の大人になった姿に驚愕した方も多いはず。
私も「あー…。あの可愛かったケビン君が…」と何度思ったことか(笑)
そんなマコーレー・カルキン君が、おk!グーグルなパロディCMで再びケビン君ぷりを発揮。
懐かしさと、なぜか親目線で安堵してしまう動画をオマケにどうぞ。
Google&ホーム・アローンのパロディCM↓
ソックリさんとか似てるとかじゃなく…ご本人。わお♪
こうして見ると、全然変わってない気もしてきます。
…ということで、家族みんなで過ごすクリスマスにぴったりの映画作品をドーンと一気にご紹介いたしました。
毎年必ずやってくるクリスマス。そして毎年なぜか観たくなるクリスマス映画。
お気に入り作品を思い出したり、今年はこれ観よう♪と思っていただけたら、恐悦至極にございます。
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