熱い走りと爽快なストーリー。
映画ワイルド・スピードは、カーアクション映画の最高峰と言っても過言ではない傑作シリーズです。
中でも映画ワイルド・スピード/スーパーコンボは、ホブスとショウの活躍をメインとしたスピンオフ。
ハイテンションな挿入曲が、あんなシーンやこんなシーンを盛り上げています。
…ということで、映画ワイルド・スピード/スーパーコンボで流れる主題歌・挿入曲を15曲お届けします。
この記事で分かること
- 映画ワイルド・スピード/スーパーコンボの主題歌・挿入曲15曲
- どのシーンで使われていたのかザックリ解説
- YouTubeで楽曲確認OK👌
- 予告動画・DVDブルーレイ情報
オープニング主題歌
映画始まってすぐのオープニング曲 は、Yungbludの『Time In A Bottle』
生物兵器スノーフレークを確保するため、ハッティが手榴弾を投げる直前まで流れています。
歌っているヤングブラッドは、もうビジュアルが最高にイケメン。
UK出身のシンガーソングライターで、伸びのある歌声ながらも憂いを感じるオルタナティブ・ロックの曲調が特徴です。
エンディングでもう一度流れる、映画ワイルド・スピード/スーパーコンボの主題歌。
Time In A Bottle/ Yungblud
ホブスとショウのW登場シーン
今作の主役はドミニクファミリーではなく、ホブスとショウの2人。
朝6時にアラームで目が覚め、それぞれの1日が始まるW登場シーンの曲 は、The Heavyの『Better As One』
ショウは洗練されたベッドルームから起き出し、自分で調理したシンプルながらも丁寧なオムレツを朝食に。
一方のホブスは寝起き1発目にまず腕立て←さすがホブスw
そして卵料理をしつつ、グラスに何個も割った生卵を飲み干す荒技に←さすがホブスpart2(笑)
まさに正反対、対極的な2人の様子を同時に表した軽快な1曲。
Better As One/ The Heavy
タイトルシーン
映画ワイルド・スピード/スーパーコンボの原題は、
《Fast&Furious Presents : Hobbs&Shaw》
その映画タイトルが映し出されるシーン の曲は、Logic feat. Wale & John Lindahlの『100Miles And Running』
ホブスと娘のサムがレストランで会話する直前まで流れる、ヒップホップラップ曲。
100Miles And Running/ Logic feat. Wale & John Lindahl
銀行強盗ごっこシーン
ホブスが娘との会話を楽しんでいた同じ頃。
ショウは収監中のママとの面会中、子供時代の話題に。
幼少期のショウが弟妹とともに銀行強盗ごっこ遊びをしていた回想シーンの曲 は、The Whoの『Won’t Get Fooled Again』
作戦に暗号コードを用いたり、ガラクタを手榴弾で爆破したり。
元イギリス軍特殊部隊員、元MI6エージェントのショウは、お子様時代から遊びもエリートだったんですね(笑)
懐かしい昔話をガッと盛り上げる、懐かしき1978年の大ヒットガレージロック曲。
Won’t Get Fooled Again/ The Who
ホブスとロックの会話シーン
娘のサムとレストランでパンケーキに舌鼓をうっていたホブス。
そこへ親友と豪語するCIAのロックが現れ、仕事の話を持ち込んできたシーンの曲 は、percy Sledgeの『You’re Pouring Water On A Drowing Man』
ハッティが持ち去った生物兵器スノーフレークについて、その強奪法の過激さについて。
9歳のサムの目の前で、マシンガントークするロックのセリフの陰でこっそりと流れています。
ほぼ聞こえない、レストランの店内BGMであろう1曲。
You’re Pouring Water On A Drowing Man / Percy Sledge
ハッティの行方捜索シーン
身の危険を感じ、自室に細工を施して行方をくらまそうとするハッティ。
ショウとホブスがそれぞれ単独で彼女を探すシーンの曲 は、Aston Wyldの『Next Level』
ショウは彼女の部屋を、ホブスは監視カメラ経由で彼女の行き先を探ります。
歌詞フレーズの「Check it out」が耳に残る、ノリの良いポップロック曲。
Next Level / Aston Wyld
マクラーレン720sとバイクのチェイスシーン
ホブスはハッティを拘束し、CIA秘密施設のある高層ビルへ。
そこでブリクストンの襲撃に遭い、一旦は拐われたハッティを取り戻してショウの車で逃走するシーンの曲 は、Idris Elba feat. Cypress Hillの『Even If I Die』
ショウの愛車は、ガルウィングのドアがカッコいいマクラーレン720s。
対するブリクストンは、呼んだら勝手に駆けつけるハイテクすぎる黒バイク。
車VS車では出せないチェイスの緊迫感は、ハラハラドキドキしっぱなしです。
ワイスピらしい躍動感にあふれ、エンドロール3曲目でも流れるハイスピードな1曲。
Even If I Die / Idris Elba feat. Cypress Hill
3人でショウの隠れ家へ行くシーン
スノーフレークの開発者をとっ捕まえ、ハッティが注入したウィルス対策法を模索する3人。
道は2つにひとつ。
とりあえず飲もう…ということで、ショウの隠れ家アームズ・パブへ向かうシーンの曲 は、Brother Voodooの『Keep You Alive』
アームズ・パブにはショウがコレクションした高級車がズラリと並び、センスの良さを感じます。
その奥にあるバーセットでハッティにお酒を勧められ、Take a little(少し)と言ったのに、並々注がれたロックグラスを渡されたホブス。
(…おい、コレちょっとじゃないだろ……)と、心の声が聞こえてきそうなホブスの表情が最高です(笑)
今後の作戦と少しの休息を、そこはかとなく演出した1曲。
keep You Alive / Brother Voodoo
マルガリータに会うシーン
ウィルス抽出装置を強奪するため、ロシアに向かった3人。
ショウの友人マルガリータが用意した別荘到着シーンの曲 は、Yonakaの『F.W.T.B.(Grandson remix)』
ショウとマルガリータは会う早々に熱いキスを交わし、見ていたハッティは口をあんぐり(笑)
この時ばかりは美人スパイではなく、ショウの妹としての一面をのぞかせていて、とてもキュートなんですよね。
エティオンの研究所に乗り込むための第一歩。
充分すぎるほど装備の準備してくれたマルガリータの麗しさに、花を添える女性シンガー曲。
F.W.T.B.(Grandson remix)/ Yonaka
3人でサモアへ向かうシーン
ロシアのエティオン研究所から、なんとかウィルス抽出装置を強奪したショウたち。
しかしブリクストンの猛追で装置が壊れ、ある人物を頼ることに。
ホブスの提案でホブスの故郷・サモアへ向かうシーンの曲 は、Te Vaka feat. Opetaia Foatの『Taku Uo Pele』
曲名の「Taku Uo Pele」は、マウリ語で「私の親愛なる兄弟」という意味です。
3人が頼ろうと訪れた人物は、ホブスが25年も音信不通にしていた親愛なる兄ジョナ…という繋がりを曲名でも表現しています。
サモアの美しいビーチと長閑な故郷を演出する、ポリネシアンなカントリーミュージック。
Taku Uo Pele / Te Vaka feat. Opetaia Foat
車の解体工場へ向かうシーン
ウィルスを持つ女ハッティ奪還のため、ブリクストンは武装を整えサモアへ。
同じ頃、ホブスたちが兄弟分や住民らと車の解体工場へ向かうシーンの曲 は、Aloe Blacc X AGの『I’m Comin’ Home』
潮風でサビついた古い工場ではあるけれど、ここではハイテクを上回る職人技が何よりの強みです。
オーォォー♪と曲のほんの一部だけ使われた、ヒップホップラップ曲。
I’m Comin’ Home / Aloe Blacc X AG
解体工場内シーン
少し昔話を交えつつ、工場内を進むホブスとハッティ。
鉄扉の向こう側の工場奥で流れる曲 は、Tha Morement & Anonymous feat. Poetik,Smv,King Kapisi, Mac Arme,Kaz Tha Feelstyle&Marekoの『Masta』
工場奥は兄ジョナが経営するカスタムショップの作業場となっており、腕の良さから世界各地に顧客がいるそうな。
そこでなんとなくかかっている、ボリューム小さすぎるBGM。
Masta / Tha Morement & Anonymous feat. Poetik,Smv,King Kapisi, Mac Arme,Kaz Tha Feelstyle&Mareko
ブリクストン襲撃に備えるシーン
ホブスママの鶴の一声で、3人に協力し一致団結したサモアの住民たち。
原始的な武器や罠で対ブリクストンに備えるシーンの曲 は、Ohana Bam feat.Tokenの『All Roads Lead Home』
ハイテク軍団に対抗する銃器はないけれど、彼らの武器はサモアの島そのものです。
地の利を活かし、ホームに誘き寄せて囲い込む作戦。
みなそれぞれ出来る分野で力を発揮し、火器やガソリン、廃車を上手く利用したアイディア戦略は、見ていてなんだかワクワクします。
人力で作業を進める姿を応援したくなる、アップテンポなヒップホップ曲。
All Roads Lead Home / Ohana Bam feat. Token
エンドロール1曲目
ショウもホブスも家族との絆を取り戻し、迎えたハッピーエンディング。
画面はエンドロールへと変わり、ホブスとロックの電話の後のスタッフクレジットで流れる曲 は、Dreamsの『No One Defeats Us』
余韻に浸るというよりは、オマケ映像に合わせてチョイスしたであろう選曲かと。
歌詞もメロディも耳馴染みの良い、軽快なファンクロック曲。
No One Defeats Us / Dreams
エンドロール2曲目
毎度お馴染み、ワイスピの長い長いエンドロール(笑)
今作も沢山のスタッフさんが名を連ねており、エンドロール2曲目に流れてくる のが、Aloe Blacc feat. J.I.Dの『Getting Started (Hobbs&Shaw)
ホブスとショウの新たな門出をしっぽり演出するような、少しエレクトロな歌声が響くブルースロック曲。
Getting Started (Hobbs&Shaw) / Aloe blacc feat.J.I.D
…ということで、映画ワイルド・スピード/スーパーコンボで流れる主題歌・挿入曲を15曲お届けしました。
ホブスとショウが主人公のスピンオフというだけあって、いつものワイスピとは少々毛色が異なる作品です。
ドムたちの登場一切ナシ、カーアクションも少なめで、どちらかというとスパイアクション系。
それでもファンにはたまらない、アナザーストーリーは見応え抜群です。
あのシーンの曲名・アーティスト名が知りたーい!
そんなあなたのお役に立てれば、恐悦至極にございます。
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