1作目の主演コンビ、ポール・ウォーカー氏とヴィン・ディーゼル氏が再共演!
と公開当時、話題になった映画【ワイルド・スピード MAX】
ドムとブライアンの再会・レティの死・立場は違えど敵が同じ・芽生えた仲間意識などなど。
ワイスピシリーズの中でも重要と言える展開が多く、ナイスチョイスな挿入歌がまた胸熱な展開を盛り上げています。
ということで、ワイスピシリーズ第4作目として公開された映画【ワイルド・スピード MAX】の主題歌・挿入歌をシーンごとにお届けします。
この記事で分かること
- ワイスピMAXの主題歌・挿入歌20曲
- どのシーンで使われていたのかザックリ解説
- YouTubeにて楽曲確認OK👌
- 映画予告・DVDブルーレイ情報
オープニングのトラック襲撃シーン
映画始まってすぐのオープニング。
ドム達が襲撃するトラックの運転手が聞いている曲 は、Orquesta Guayacanの『Amor Traicionero』
ドムがトラックを追い抜く時と、運ちゃんがイグアナにチョコバーあげてる瞬間だけ、ちょろっと流れてきます。
連結部を冷却破壊し、タンクローリーごとガソリンを頂いていくとは…もう冒頭から派手です(笑)
強奪の緊迫感とは裏腹に、呑気な運ちゃんのほのぼのさが伝わってくるラテンなノリのBGM。
Amor Traicionero/ Orquesta Guayacan
タイトルシーン
タンクローリー強奪にカタがつき、タイトルが映し出されるシーンの曲 は、Pitbull Featuring Pharrellの『Blanco』
海辺のレース会場でガソリンを売り捌いたドムが、ハンと会話している途中まで流れています。
大胆な窃盗で荒稼いだパーリィナイトにぴったりな、ヒップホップラップ曲。
Blanco (The Stractly Spanish Mix)/ Pitbull Featuring Pharrell
犯罪者追跡シーン・1曲目
ロサンゼルスの街中で、ブライアンが犯罪者を走って追いかけるシーンの曲 は、Def Con Dosの『Los Dias Pasan Mal』
ビルからビルへと飛び移り、トラックに行く手を阻まれ塀を越え、追跡は続くよどこまでも。
タンクトップ姿のスキンヘッドが意外にも運動神経抜群で、コイツなかなかやりおるな(笑)
逃げる側と追う側のスピード感をプラスする、ハイテンポなラップロック曲。
Los Dias Pasan Mal / Def Con Dos
犯罪者追跡シーン・2曲目
塀を乗り越え、パレットの積まれた敷地内に逃げ込むスキンヘッド。
金網をよじ登り、市場の人混みにまで及ぶ逃走&ブライアンの追跡シーン2曲目 は、TVXQ!の『Rising Sun』
追跡開始に流れたDef Con Dosの曲と融合し過ぎて、曲が変わったことに気付かないであろう1曲です。
ついでに歌っているTVXQ!が東方神起であることも、ファンじゃなければ気付かないかと。
よく見るとスキンヘッドの行く手を阻んだトラックにハングル表記があり、なるほど納得のアーティストチョイスになっています。
選曲もミキシングも恐ろしく絶妙、追跡と現場状況までイメージさせるダンスロックナンバー。
Rising Sun / TVXQ!
レティの訃報を聞くシーン
タンクローリー強奪のあと、別れも告げず寝ているレティのもとを去ったドム。
潜伏先のパナマシティでレティの訃報を聞くシーンの曲 は、A.B. Quintanilla Ⅲ y Los Kumbia Kingsの『Boom Boom』
自分と一緒に捕まると重罪になる…との想いで離れたけれど、後悔だらけの惜別に。
知らせが本当に突然だったことを印象づける、パナマの陽気な雰囲気を演出するスペイン語ポップ曲。
Boom Boom / A.B. Quintanilla Ⅲ y Los Kumbia Kings
バージルに会いに行くシーン
レティの死亡事故現場で、改造車のタイヤ痕をみつけたドム。
その車を改造したであろう人物・バージルに会いに行くシーンの曲 は、Run D.M.C.の『Raising Hell』
最近改造した車とその持ち主について、情報を聞き出している間ずっと流れています。
タイヤ痕を見ただけで、コンチネンタルタイヤを履いたニトロ仕様のフォード、と見抜いたドムの知識は凄いのひとこと。
拷問に近い尋問で「Rasing Hell=ちょっとした騒ぎ」を起こすドムの様子を、曲名でも表したヒップホップ曲。
Raising Hell / Run D.M.C.
レストランでの会話シーン
再会したブライアンとミアがレストランで会話するシーンの曲 は、Daniel Mayの『Young Love』
店内でコッソリ流れているBGMです。
ブライアンは以前、捜査のために好きなフリしてミアと恋人になった過去があります。
若気の至りというにはもう若くないけれど、今よりは若かった頃の恋愛事情。
曲名のYoung Loveには少し皮肉も込められ、2人の燻る想いをも匂わせる1曲。
Young Love/ Daniel May
運び屋選抜レース会場シーン
ブラガの麻薬組織に潜入するため。
運び屋選抜レースの会場にブライアンが到着するシーンの曲 は、Enmicasa Featuring B Real And Zedの『Street Code』
組織の秘書である美女ジゼルに案内される途中、ドムも車で到着します。
走り自慢・ワル自慢が集う、楽しそうな会場を盛り上げるヒップホップ曲。
Street Code / Enmicasa Featuring B Real And Zed
打ちっ放しゴルフ練習場シーン
レース会場のすぐ脇にあるゴルフ練習場で、カンポスが語るシーンの曲 は、Busta Rhymesの『G-Stro』
ボスであるブラガが求めるのは、速いだけでなく最高のドラテクを持った者。
運び屋の条件を笑顔で説明するカンポスのセリフに被せて、小気味良く流れるBGM。
G-Stro / Busta Rhymes
レース後のジゼルとドムの会話シーン
運び屋選抜レースは、最後にブライアンとドムの一騎打ちに。
結果、勝利したドムにジゼルが携帯電話の番号を聞くシーンの曲 は、Shark City Clickの『Head Bust』
組織のドライバー登録に加え、携帯の番号はジゼルが個人的に管理という、ロマンスの匂いが漂ってます。
レース後の静かな熱気と余韻に浸れる、レゲエテイストのラップ曲。
Head Bust/ Shark City Click
ドワイトの家に突入シーン
ドムに負け、運び屋として潜入できなくなったブライアン。
FBIの権力で、ブラガの運び屋をしているドワイトの家に突入するシーンの曲 は、Robert Anthony Navarroの『Clown Posse』
薬物疑惑をでっち上げて拘束し、ひとり欠けた運び屋枠にブライアンが入り込むという作戦。
ドワイトは日産GT-Rを小馬鹿にしたチャラ男なので、職権濫用だけどグッジョブです(笑)
召集された突入部隊の手際の良さに、クールな拍車をかけるヒップホップラップ曲。
Clown Posse / Robert Anthony Navarro
クラブ前に集まる改造車シーン
クラブ前の路地が大勢の人や改造車で賑わうシーンの曲 は、Pitbull Featuring Lil Jonの『Krazy』
ドムがクラブの階段を上がる途中では、外から聞こえてる風に流れてきます。
ハコ乗りドリフト、露出度高すぎる女子、車に積んだスピーカーからの音楽など。
まさにKrazyな盛り上がりを盛り上げる、エレクトロなヒップホップ曲。
Krazy / Pitbull Featuring Lil Jon
クラブ内での会話シーン
クラブでドムとブライアンが会話するシーンの曲 は、Don Omarの『Virtual Diva』
バーコーナーに移動した2人は、ビール片手に含みのある会話を交わしています。
その不穏さと、ブラガの息のかかったクラブだという不穏さ。
犯罪の匂いを感じる場所によく合った、独特のヒップホップロック曲。
Virtual Diva / Don Omar
カンポスとのクラブ内会話シーン
カンポスに声をかけられ、席を移動することになったドムとブライアン。
クラブ奥のコーナー席に座り、3人で会話しているシーンの曲 は、Acafoolの『Ride』
クラブ内で流れる音楽の2曲目です。
身元の話題をふるカンポスに対し、2人にだけ通じるウィットに富んだ返答をするドム達がもう最高。
それぞれ恐ろしく頭のキレる3人の会話の裏で、小さく流れるヒップホップ曲。
Ride / Acafool
カンポスの後をつけるシーン
ブライアンがカンポスの後を追うシーンの曲 は、Angel & Khrizの『Muevela』
クラブ内で流れる音楽の3曲目です。
ゆっくり楽しんで、と席を立ったカンポスの行き先は、クラブ奥の扉の先。
すぐにでもバレそうな尾行の仕方に、見ていてちょっとハラハラします(笑)
誰でも出入り自由なクラブの良さを、音楽でガンガン表現しているHoo,Hey♪なヒップホップ曲。
Muevela / Angel & Khriz
お食事前のお祈りシーン
運び屋の現場で怪我を負い、ブライアンと共に逃亡したドム。
妹のミアを呼んで治療してもらい、その後3人で夕食をとるシーンの曲 は、Don Omar Featuring Tego Calderonの『Bandoleros』
食事の前にはお祈りを…ということで、ドムが代表して祈りを捧げることに。
実は3作目のワイスピTOKYO DRIFTのラスト、ドムが兜町の立体駐車場に出没するシーンと同じ曲です。
わりとドムのイメージそのままなラテン調、ヒップホップとレゲエが合わさったバラード曲。
Bandoleros / Don Omar Featuring Tego Calderon
電話での会話シーン
カンポスに取り引きを持ちかけ、ボスであるブラガを誘き出すため。
ドムがジゼルに電話し、次いでカンポスと話をするしシーンの曲 は、Mala Rodriguezの『Volvere』
ジゼルが自分の部屋で流している音楽かと思いきや、カンポスも同席している潜伏先だったようで。
スペインの女性ボーカルが歌う、フラメンコとヒップホップが融合したムーディな1曲。
Volvere / Mala Rodriguez
エンディング曲
ドムを乗せた囚人護送車の走行を邪魔するブライアン達。
1970年式ダッジ・チャージャーが駆け抜けて迎えるエンディングの曲 は、Pitbull And Tego Calderonの『You Slip,She Grip』
このあとブライアン達はドムを脱走させるのか!?
…と思いきや、そのままクレジットへ。
次作に続く思わせぶりなラストを締める、ハイビートなヒップホップ曲。
You Slip,She Grip / Pitbull And Tego Calderon
エンドロール1曲目 (主題歌)
カーアクションの注意書きのあと、エンドロールで流れる1曲目 は、Pitbull Featuring Pharrelの『Blanco』
歌詞付きの動画をご用意したので、スペイン語と英語が入り混じるラップをお楽しみください。
映画冒頭のタイトルシーンと同じラップ曲、ワイスピMAXの主題歌。
Blanco / Pitbull Featuring Pharrell
エンドロール2曲目
主題歌が終わり、続いて流れるエンドロール2曲目 は、Rye Rye Featuring M.I.A.の『Bang』
アメリカ人女性ラッパーと、タミル系スリランカ人でもあるイギリスのアーティストとのコラボ楽曲です。
Bang Bang Bang〜の脱力メロディが耳に残る、オルタナティブ・ヒップホップ曲。
Bang / Rye Rye Featuring M.I.A.
…ということで、映画ワイルド・スピード MAXで流れる曲、主題歌・挿入歌についてお届けしました。
正直ストーリーに夢中になりすぎて、曲を聞き逃す場面がチラホラあったりするんですよね。
あのシーンの曲名、アーティスト名が知りたーい!
そんあなたのお役に立てれば、恐悦至極にございます。
その他ワイスピシリーズの曲も、作品ごとにお届け中↓
サントラ感覚で、曲だけ聴きたい!
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