人は誰しも不安を抱えて生きています。
その不安から生じる恐怖、見えないものへの怯えと葛藤。
“それ”と呼ぶしかない心理が具現化し、ピエロとなって襲いかかるS・キング原作ホラー映画【IT/”それ”が見えたら、終わり。】の世界へとご案内いたします。
この記事でわかること
- あらすじ概要・出演キャスト
- 予告動画・動画配信サービス・DVD情報
【IT/”それ”が見えたら、終わり。】不気味なピエロの不気味なノリ
I’m lovin’ IT♪
…そういやマックのキャラもピエロだな。
みんな大好きマクドナルド。私も月に何回かは朝マックにも夜マックにもお世話になっております。
…この映画を観るまでは。
と言いたいところですが、今作を観たからといってマックのピエロキャラ・ドナルドが怖くて行けなくなる心配はありません(笑)
今作には「見たら終わり。」というほど怖い存在のピエロが登場しますが、ピエロはピエロでも見た目は全く異なります。
劇中”それ”と呼ばれるそのお姿は…そりゃもう半端なく怖いピエロです。
- 今作はホラー小説の巨匠S・キング『IT(全4巻の長編小説)』の映像化作品
- 同じ原作で1990年《IT》テレビ映画バージョンもある
- 今作はリメイク作品であり、ピエロの衣装はモダンな貴族風情
- ピエロの動きが予測不可能・奇怪な動きで急接近
- 獲物を狙う視線の鋭さが気味悪すぎ
真に恐るる表情を引き出すため、子役メンバーとは対峙するシーン撮影で初めてピエロと対面させた…という演出のこだわりもあるそうな。
不気味なピエロに圧倒され、不安と恐怖に立ち向かい成長する7人の子どもたち。
彼らのひと夏の勇敢な冒険・恐怖体験を描いた2017年版のホラー映画が【IT/”それ”が見えたら、終わり。】 です。
1990年TV映画版との違いについてはこちらをどうぞ↓
S・キング原作小説の着想はどこから来たのかという雑学もお届けしております↓
映画【IT/”それ”が見えたら、終わり。】基本情報
IT/”それ”が見えたら、おわり。 | 2017年 アメリカ映画 |
ジャンル | ホラー・スリラー |
監督 | アンディ・ムスキエティ |
原作 | スティーヴン・キング |
上映時間 | 135分 |
出演 | ジェイデン・リーバハー、ビル・スカルスガルド、フィン・ウォルフハード他 |
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【IT/”それ”が見えたら、終わり。】あらすじ
舞台は田舎町デリー。
物語は、この街に住む2人のお子さま兄弟の様子から始まります。
- 兄の名はビル、弟の名はジョージー。お互い1番の友達と言えるほど仲良し
- 外は結構な土砂降り、兄ビルは風邪っぴきで引きこもり中
- 遊びたい盛りのお年頃・弟ジョージーは暇を持て余し中
- そこでビルが耐水処理もバッチリな折り紙の船を作成
黄色いレインコートに身を包み、ビルが作ってくれた折り紙の船を持って嬉しそうにお出かけしていったジョージー。
道路脇の雨の流れの勢いに乗ってグングン進む船は、さっそくジョージーのお気に入りです。
あーー!!でもその先に排水溝がっ。
…雨水とともにジョージー号も流れ込んじゃったな。
せっかく大好きなお兄ちゃんが作ってくれた、水に浮かぶ折り紙の船。
ジョージーは流れ込んでしまった排水溝を覗き込み、船の行方を探します。
- …とそこにまさかの人影が
- ただでさえ不審者丸出しなのに、そのお姿はなんとピエロ
- しかもなぜか「ジョージー」の名前も知っている(←船に名前があったから?)
- とにかく船をチラつかせ、ジョージーに話しかけるピエロ
- ひとりなのか、お友達はいるのかなど、根掘り葉掘り探り中
うぉー。むっちゃ怪しすぎるんだけど。
…これ、大人だったら変質者扱いでソッコー通報する案件だな。
しかし排水溝の中に潜むピエロと遭遇したジョージーは、大人と違ってそこまで頭が働きません。
まだまだお子ちゃま、変質者ピエロよりもお兄ちゃんがくれた折り紙の船の方がよっぽど大事です。
- ジョージーはそんなところになぜピエロ?と疑問に思うものの、会話が弾む
- ピエロはジョージーがひとりであること・お兄ちゃんが1番の親友であることを知る
- 絶賛風邪っぴきで寝込み中のお兄ちゃんのお見舞いに風船あげる…とそそのかし始めた
- …が、ジョージーは知らない人からは貰えないときっぱりお断り
お♪親御さんの躾が良いのかねー。ピエロ惨敗じゃん。
…で、終わらないんだよな。これがまた。
子どもの扱いに慣れてるのか、ピエロの方が一枚上手。
知らないなら知り合いになればいい…ということで、ピエロはピエロらしいおちゃらけた口調で自己紹介を始めます。
ピエロ『わしペニーワイズ、君ジョージー。
君はジョージーで、わしはペニーワイズ。
これで知り合い、仲良しこよし』
こんな会話に思わず笑い、すっかり和んでしまったジョージー。
ちょっとピエロの策略、ペニーワイズの話術にまんまとハマりはじめてしまいます。
とはいえお子ちゃまジョージーにも、そんな楽しいひとときにけじめをつける賢さはある模様。
- そろそろ帰らなきゃ、とジョージーは退散することに
- …え(汗)と思ったペニーワイズは、折り紙の船で再びジョージーを引き止める作戦に
- 無くしたなんてお兄ちゃんが知ったら激おこプンプンだよ?と、またまたそそのかす
それを聞いてどうしても船を返して欲しいジョージーは、ペニーワイズが差し出す船を受け取ろうと、排水溝に手を伸ばすことに。
しかしこのあとジョージーが「お兄ちゃんが作ってくれた船」を取り返し、お家に帰ることは二度とありませんでした。
呪われた街・デリーの秘密
ジョージーが行方不明になって、はや半年。
あの雨の日からいっときも弟のことを忘れてはいないビルは、その後ずっと弟の行方を探しています。
- 排水溝と繋がる街に張り巡らされた下水道の模型を作った
- おそらく流れ着く先はここだろう…と目星もつけた
そんな捜索まがいのことをしているのは、実はこの街ではビルただひとり。
あれから何人もの子どもの行方不明事件が続出しているにも関わらず、おおかたの街の大人は「尋ね人」の張り紙を貼って歩くくらいしかしませんでした。
…また随分と無関心な。
なす術がないんだよ。
犯人の目星も子どもの行方の手がかりもなく、ときおり見つかるのはバラバラになった子どもの身体の一部だけ。
大人たちは次第に現実から目を背け、何事も見て見ぬ振りでやり過ごすようになってしまったんです。
そんな街に住む子どもたちも、いつもの日常を過ごす他ありません。
- ビルもいつものように学校の友達とつるむ日々
- とはいえビルやビルの友達は、ちょっといじめられやすいタイプの連中ばかり
- いじめっ子の上級生ヘンリーからは「ルーザーズ(負け犬連中)」と呼ばれている
目をつけられているヘンリーとその御一行様に見つからないよう、コソコソ下校するルーザーズの仲間たち。
しかしそんな学校生活も、明日からは夏休みです。
ひゃっほー♪何して遊ぶ?楽しい思い出作らなきゃ♪
…あぁ、でもビルは、弟が流れ着いたであろう下水道探検に行きたいらしい。
- ビルと仲良しのいつものメンバー・ルーザーズは、エディ・リッチー・スタンリー
- なんだかんだ文句言いつつ、荒れ地の奥の下水道入り口に探検旅行
- そこで同じ学校で行方不明になった女子の靴を発見
きっとジョージーもここに…と、4人でいざ下水道の奥へと進もうとしたその時。
ぎゃーーー!出たーーー!?
…ピエロとの対峙はまだだ。
奥から何かが出てきたのではなく、現れたのは下水道入り口付近の沼地に転がりこんできたひとりの少年ベン。
どうやらいじめっ子上級生ヘンリーに酷い目に遭わされ、逃げ惑って来たようです。
- ポッチャリ体型のベンは、お腹に「H」の形の切り傷が
- 出血している上に、ヘンリーの手下が追ってきてる
- ひとまず助けなきゃ、とビルたちは探検を中断
- ベンを連れ、手当てのために薬局へ
- …が、お金が足りなくて何も買えず
えっと…。ベンお陀仏?
…勝手に逝かすな。
実はエディはちょっと病弱。いつも薬局のお世話になっています。
そのよしみで「ツケで薬買えないの?」という提案が持ち上がるものの、エディは小うるさい母親にバレるとちょっと困ってしまうという家庭内事情が。
- 薬局内であーだこーだしていたら、偶然ビルの顔見知りの女子ベヴァリーと遭遇
- 事情を話し、どうしようかと相談
- …といってもベヴァリーも貸すほどお金はない
- ということで、店員をちょっと誘惑し、お薬をチョロまかした
みんなワルだ!グルか!
…まぁ、グルはグルだが、仲良しグループのグルってとこだな。
こうしてみんなでベンの治療にあたり、仲間が6人になったルーザーズ。
ベンは転校したててで友達もおらず、ベヴァリーも女子からハブられているので、夏休みはみんなで集まるようになっていきます。
- ベンは前の学校でも友達がいなくて、本が友達
- デリーに来ても図書館で読書三昧、とくに歴史好き
- デリーの歴史に都市伝説めいた秘密を発見
なに、この街ってなんかヤバい歴史でもあったの?
…どうやら急に人が居なくなる事件がいくつも起こってるらしいんだ。
ベンの調査によると、このデリーの街はビーバー狩りの野営から始まったという歴史が。
そしてある日突然、井戸の周りに衣服を残して住人が姿を消した、という事件があったそうなんです。
しかし、デリーの街の歴史はそれだけではありません。
- 最初の事件はまだ街が出来立ての頃。先住民に追い出されただけという結論に
- ところが1908年鉄工所で爆発事故が起こり、子どもばかり88名が犠牲に
- その後も1935年にはギャングがバラバラに惨殺される事件が
- もういっちょ、1962年には黒酒場でも人が居なくなる事件も発生
27年おきに大量の犠牲者…え?あぁっーー!!?
…そう。今また前回の事件からおよそ27年後なんだ。
ビルの弟ジョージーが行方不明になったのは1988年10月。
そして今なお連続児童失踪事件は継続中。
このことに気付いたルーザーズの面々はもう一つ、あることにも気付いてしまいます。
下水道に潜む “それ”
かれこれ今年で5回目となる、謎の住人大量犠牲の事件。
ビルはみんなを自宅ガレージに招き、古いデリーの地図や現在の下水道の地図を重ね合わせて検証を始めます。
- 過去に起こった事件現場は、全て現在の下水道管と繋がっている
- その中心に、街の歴史の始まりで起こった事件で遺留品が見つかった井戸が
- 現在もそこには井戸小屋が残されている
きっとここに何かいる。そしてきっとここにジョージーがいる。
そう確信したビルは、みんなで井戸小屋に乗り込もうと持ちかけます。
いやいやいや。何が居るか分からんところに子どもだけでって。
うん、まぁここまで話が進むのにも訳がある。
みんながなぜ、ベンの都市伝説めいた事件の繋がりやビルの検証に耳を傾けたのか。
それはそれぞれが本来見えないはずのものを見てしまい、大人には見えていないということを知ってしまったから。
- ビルは自宅地下室でジョージーとピエロを
- ベヴァリーは自宅のバスルームの洗面台から吹き出す大量の血を浴びた
- エディは汚い感染症患者のようなゾンビとピエロに遭遇
- スタンリーは絵画から飛び出す鬼の形相の女性に襲われそうに
- ベンも図書館で見た鉄工所事件の犠牲者となった子どもの幽霊に追われる羽目に
- 偶然みんなで助けてルーザーズの仲間入りしたマイクも、焼け焦げた無数の手の白昼夢を
- リッチーだけは…乗り込んでからピエロに襲われた
これまた散々な目に(泣)
…多分ピエロが具現化してるんだろう。
みんながバラバラに体験している恐怖。
見えているのはそれぞれが「怖い」「嫌だ」と思う不安だったり、ピエロだったりという、ある種の共通した恐怖体験をしてきてるんです。
そして“それ”と呼ぶしかない恐怖のビジョンは、乗り越えなければ一生付きまとうかもしれません。
- 今街で起こっている失踪事件も恐らくは”それ”を見た子どもたちが犠牲者
- 多分ジョージーも”それ”を見て行方不明に
- “それ”を克服するためには、元凶らしきピエロ・ペニーワイズを倒さなければ終わらない
- …が、みんながみんな井戸小屋に乗り込む勇気があるわけでもない
- ピエロだか怪物だか分からんものの棲家に行くだなんて、御免被りたい
- でもビルはどうしても弟を見つけたい
ルーザーズの面々は、こんな感情がグルグルと心の中を駆け巡り、葛藤。
しかしいつしか固く結ばれた友情が結束し、7人の子供たちはペニーワイズと対決することを決意します。
そして出来る限りの装備と武器を準備し、井戸小屋からペニーワイズのアジトらしき下水道へと乗り込むことに。
ところが“それ”との対峙はそう簡単ではありません。
散々恐ろしい目にあうことになり、彼らは”それ”を打ち負かすことが出来るのか…というのが大まかなあらすじになります。
【IT/”それ”が見えたら、終わり。】主な登場人物
正式には、ピエロではなくクラウンという呼び名の道化師ペニーワイズ。
ピエロは「人を笑わせ楽しませる」道化師であり、クラウンは「人を笑わせ笑われることに哀愁を感じている」道化師です。
大人には見えない”それ”、哀愁どころか恐怖を振りまくペニーワイズに恐れおののく登場人物たちをご紹介いたしましょう。
ビルはルーザーズクラブのリーダー。言葉が詰まる吃音症のため、上級生のいじめの対象にもなっています。
半年前に消息不明になった弟の存在がビルの不安や恐怖の要因となり、”それ”が見えるように。
大好きな弟だけでなく、友だち想いな部分もある優しさと勇気を持ち合わせた少年です。
ベヴァリーはルーザーズクラブの紅一点。少し大人びた不良っ気もある女子です。おかげで学校では浮いた存在、陰湿ないじめの対象に。
が、ベヴァリーが最も恐れるのは2人暮らしの父親。
性的虐待を匂わせる演出になっており、父親への憎悪感から”それ”にロックオンされてしまいます。
ベンはかなりポッチャリ体型の転校生。その体格がかっこうのいじめの標的になり、上級生からナイフでお腹を切られるという酷い目に。
荒れ地に逃げ込んだところでビルらと出会い、助けてもらってルーザーズクラブの一員になります。
図書館で歴史を調べるのが好きなベンの情報から、デリーでは27年ごとに事件が発生していることが判明。
知識豊富な少年ですが、そうした過去の事件・実際の歴史の凄惨さに恐怖心が芽生え、”それ”が見えるようになってしまいます。
エディは喘息持ちのルーザーズクラブの一員。身体が弱く、ことあるごとに「なんとか菌が〜ブドウ球菌がぁ〜」と騒ぐ一面が。
それもこれも過干渉気味の母親の洗脳であり、おかげでけっこうな潔癖症。
必要以上に何でもかんでも汚いという不安と嫌悪を感じる性格なため、”それ”に気に入られてしまします。
リッチーはルーザーズクラブNO.1のおちゃらけ少年。いつでも場を盛り上げるムードメーカーです。
が、人を楽しませたいというそのサービス精神が不安の要因に。
自分の話術が面白がられなかったら、注目されなかったら…という不安を常に抱えています。
自分の存在がまるで道化師のようなことから、一番怖い存在がピエロ…ということで”それ”との接点が生じてしまいます。
スタンリーはルーザーズクラブの中で最も堅実、大人しめの少年。
父親がラビというユダヤ教の宗教的指導者であり、父親にも教えにも経典にも恐怖心を持っています。
特に自宅書斎に飾られた絵画を恐れ、そこからすごい形相の女性が飛び出してくるっ…という妄想ばかりするので、”それ”に魅入られてしまいます。
マイクはこの街の畜産屠殺場の手伝いをしている黒人の少年。ときどき学校の課外授業には通ってますが、友達はいません。
ただ、執拗にいじめっ子上級生ヘンリーからは迫害されており、たまたまビルやルーザーズクラブのみんなが助けてくれて、仲間入り。
両親を火事で亡くすという、一生消えない無残な思い出があり、”それ”を寄せ付けてしまったようです。
ジョージーはビルの大切な弟。おそらく今起こっている児童連続失踪事件の最初の被害者かと。
道路脇で排水溝を覗き込んでいた姿を目撃した近隣住人がいたものの、大量の血痕を残し忽然と姿を消してしまいます。
ペニーワイズはピエロの姿をした”それ”と呼ばれるもの。いつでもどこでも現れるひょっこりはんです。
ペニワイを演じたビル・スカルスガルドは、素顔はとってもイケメンさん。
どうしてもこの役をやりたくて、ピエロメイクでオーディションに参加し、この役をゲット。
寄り目・離れ目・不気味な動き。そのほとんどがCGもスタントも使わない迫真の演技です。
怖いけれど、見逃がさずに見てほしいペニーワイズの演技が見どころのひとつになっています。
…と、この他にルーザークラブの7人を執拗に虐める不良グループのヘンリーや、ベヴァリーを虐待する父親、エディの過干渉な母親などが登場。
今作はS・キングの原作小説《IT》の子ども時代の部分にのみ焦点をあてています。
135分通して出てくるのは、ほとんど子どもたちかペニーワイズ。
最後までダラけず観ることが出来る子役俳優の演技力の高さにも、ぜひ注目していただけたらと思います。
完結となる続編ついに完成!
S・キング原作小説「IT」のもう半分、続きとなる27年後の物語は続編へと持ち越されています。
大人になった7人が迎える真の結末を描いた《IT/THE END “それ”が見えたら、終わり。》が、いよいよ動画配信も始まりました。
再び現れた”それ”との決着。2019年11月1日公開の続編映画【IT/THE END “それ”が見えたら、終わり。】
かつて子どもの頃に不安と恐怖を抱きながら対峙したペニーワイズ。
7人の少年少女の勇気と冒険が終止符を打ち、デリーでの連続児童行方不明事件も一旦は幕を下ろします。
しかし完全に打ち負かした確証がない彼らは、周期的に”それ”が現れることから、『もしまた現れたら再び終結する』ことを誓ってそれぞれが大人に。
そうして27年後、またしても現れた”それ”
ペニーワイズが起こす事件の真相・”それ”の正体・一体目的はなんだったのか。
全てが明らかになるIT完結編の予告動画はこちら↓
まとめ
子どもにしか見えない恐ろしいピエロ・ペニーワイズ。
それは自分に関心を寄せて笑って欲しい道化師の姿で現れる、かまってちゃんな殺人ピエロでした。
- 舞台は田舎町デリー
- この街の子どもたちがある日忽然と姿を消す事件が発生
- 赤い風船・ピエロが事件のカギ
- 弟が行方不明になった少年を筆頭に、7人グループで事件究明へ
- 不安と恐怖に抗いながら、ペニーワイズと名乗るピエロと対峙
- 最終エンディングは続編に持ち越し
関心を寄せるという感情には、2つのパターンがあるかと思います。
好きや楽しいという好奇心、嫌い・怖いという不安。
どちらも大人子ども関係なく湧き上がる感情です。
ただ人は、成長するにつれて嫌いや怖いを克服したり、無関心を装って不安をやり過ごす方法を学んでいきます。
今作では、そんな無関心を貫いて見て見ぬ振りをする大人・まだ成長過程で無関心ではいられない子どもたち、2つの対照的な存在が印象的でした。
映画【IT/”それ”が見えたら、終わり。】は、大人の階段を一歩登っていく子どもたちの成長を描いた作品 でした。
映画【IT/”それ”が見えたら、終わり。】を観るならこちら
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