字幕版も吹き替え版も必ずやご満足頂ける仕上がりになっている映画【ペット】は、さらに大満足を促す挿入曲も目白押しです。
クラシックにポップにソウルにヘビメタ。「あのシーンの曲名って?」と気になる方も多いはず。
といことで「REONさんのミュージックアワード」をお届けします。
この記事でわかること
- 映画挿入曲の曲名・アーティスト名
- どのシーンで使われていたのかザックリ解説
- YouTube動画で楽曲確認OK👌
映画【ペット 2】の挿入歌はこちらをどうぞ↓
予告動画で流れているのはコレ
まずはこちらから。映画【ペット】の予告動画PVで流れてくる曲はピットブルの「Wild Wild Love」
ちょっとマッタリしつつノリの良いレゲエっぽい曲だよねー。
サンバっぽくもあるな。
ピットブルはパリピに愛される数々のクラブミュージックを発信している、ラテン系の白人ラッパーなお方です。
ついノッてしまうこの曲のPVでも、映画【ペット】のようにウサギが登場。といってもかわいいウサギではなくセクシーバニーですけどね(笑)
Pitbull ft.G.R.L. 「Wild Wild Love」↓
見逃し厳禁!ヘドバンする曲はコレ
映画【ペット】の予告動画を観た方々がもれなく「なんじゃこりゃ」と思ったであろうプードルのヘドバン。
コレは笑うよねー。
選曲センスあり過ぎだよな。
誰もが中1の頃あたりに授業で音楽鑑賞させられる超有名なクラシック音楽…からのヘビメタ。
劇中使われていたのは、アメリカ合衆国の4人組ロックバンドSystem of a down(システム・オブ・ア・ダウン)の「Bounce」という曲です。
彼らは2006年にグラミー賞でベスト・ハードロック・パフォーマンス賞を受賞した実力派でもあります。
ヴィバルディの四季から「春」
まさかのヴィバルディ四季「春」からこうくるとは(笑)プードルだけでなくソファーの上でジャンピングする仔犬も可愛いんですよね。
System Of A Down 「Bounce」↓
オープニングからエンディングまでの選曲も素敵
物語の始まり、舞台となるニューヨークの映像に乗せてオープニングで流れてくるのがテイラー・スウィフトの「Welcome to New York」
直訳すると「ようこそニューヨーク」だから、「めんそーれ沖縄」ってリピートしてるようなもんだねー。
…テイラー・スウィフトとニューヨーク市民と沖縄県民に謝れ。
テイラー・スウィフトは12歳から作曲を始めたシンガーソングライター。
カントリー音楽界に新たな旋風を巻き起こし、グラミー賞の最高栄誉とも言われる最優秀アルバム賞を史上最年少20歳の時に受賞した歌姫です。
彼女の綺麗な歌声に心を鷲掴みにされ、これから始まるワクワクのストーリーに期待が高まる選曲ですね。
Taylor Swift 「Welcome to New York」↓
ペットシッターとお散歩に
映画【ペット】劇中で、主人公の小型犬マックスが新入り大型犬デュークを下僕にし、ペットシッターのお兄ちゃんに散歩に連れて行ってもらうシーン。
その時の軽快な音楽はN-Tranceの「Stayin’ Alive」です。
マックス、むっちゃドヤ顔で先頭歩いてるよねー。
曲に合わせてステップも踏んでるんだよな。
それもそのはず、N-Tranceはディスコミュージックやダンスミュージックを発信するイギリスのバンド。
Hey♪Yo♪しながら闊歩したくなる、これまた絶妙な選曲です。
N-Trance 「Stayin’ Alive」↓
大型犬デュークの反撃開始はコレ
渋々言いなりにならざるを得なかった大型犬デュークが、公園からマックスをかっさらって裏路地まで疾走するシーンの曲がファレル・ウィリアムスの「Happy」
この曲、一瞬しか流れないけどねー。
そうそう。道すがらのタクシー運ちゃんが聴いてる曲だな。
ほんのチョッピリしか劇中には登場しませんが、「Happy」は10週連続全米1位の大ヒットポップソングです。
日本で言うところの恋チュンや逃げ恥ダンスのように、多くの方々がこの曲に合わせて踊るYouTube動画をアップするなど、一大旋風を巻き起こしました。
なんとも贅沢な使い方な気がします。
Pharrell Williams 「Happy」
タイベリアス(鷹)の妄想シーンはなんとコレ
猛禽類のタイベリアスが、恋する乙女犬ギジェットの一言でマックス捜索隊第1号に加入するシーン。
そこで流れているのが、音楽界の大御所クイーンの「you’re My Best Frend」
タイベリアスはつい小さな友達喰っちゃうんだよねー。
でもギジェットが親友になってくれるって聞いて、楽しそうな妄想してるよな。
クイーンといえば1970年代に世界で最も売れたバンドとして絶大な人気を誇るイギリスのロックバンド。
最近では彼らの軌跡を描いた映画《ボヘミアンラプソディ》で再び大注目されてます。
Queen 「You’er My Best Frend」↓
みんなでマックス&デューク捜索へ
行方不明のマックス&デューク捜索のため、老犬ポップスのお宅にお邪魔した時の曲がグレッグ・ストリートとフューチャリングしたナッピールーツの「Good Day」
ペットの溜まり場になってるよねー。
ポップスの飼い主さん、出張が多いんだろうね。ほぼ毎日パーティやってるな。
楽しそうな秘密のパーティにぴったりのこの曲を歌うナッピールーツは、ケンタッキー大学の学生の頃から活動している6人組グループ。
ちょっと医学生グループだったGreeenっぽい集団ですが、ナッピールーツはラッパーの皆さんです。DJであるグレッグ・ストリートとのコラボで生まれた曲が劇中に使われています。
Greg Street 「Good Day ft.Nappy Roots」↓
ブルックリンのウィンナーたちはコレが原曲
映画【ペット】は主にワンコ中心の動物アニメですが、劇中キャラ化したウィンナーも登場します。
ウィンナー工場内でのミュージカルっぽいシーンでは、オリビア・ニュートン・ジョン&ジョン・トラボルタの「We Go Together」が。
ウィンナーキャラの歌とダンスが可愛いよねー。
…マックスもデュークもたらふく喰ってるがな。
1970年代にこれまた一世を風靡した青春学園ミュージカル映画《グリース》に使われていた曲です。
映画【ペット】では、この曲をアレンジして、なかなかシュールな展開に持ってきています。
「一緒に行こう」ってな意味のこの曲のをチョイスする制作サイドの脳内を覗き見したくなりました(笑)
オリビア・ニュートン・ジョン&ジョン・トラボルタ「We Go Together」↓
こんな懐かしの青春学園ミュージカルも、映画【ペット】劇中では、さらにポップでキュートな曲調にアレンジ。
アレクサンドル・デスプラ「We Go Together」↓
余韻に浸れるエンディング曲はコレ
可愛くも勇敢?なペット達の大冒険のハッピーエンディングを飾るのが、ビル・ウィザーズの「Lovely Day」
大満足の映画内容を締めくくる、いい曲だね♪
素朴なソウルミュージックでホッコリするな。
ビル・ウィザーズは1960年代末から1980年代途中まで、数々の名曲を残したシンガーソングライター。
飾らない率直な歌詞とアコースティックギターが奏でる彼の曲は、ジャズなど他ジャンルの歌手にも影響を与えるほど心に響くソウルミュージックの重鎮です。
Bill Withers 「Lovely Day」↓
…と、映画【ペット】の挿入曲はとにかく色んなジャンルが盛りだくさん。
曲の一部分だけだったり、アレンジしてある楽曲もありますが、よくまぁ上手いこと3Dアニメ映画に活用したなーって思いました。
挿入曲だけじゃなく、大まかなあらすじやキャラクター達についてはこちらをどうぞ↓
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