宇宙人ポールの映画の曲は?クールでワイルドな10曲をご紹介

映画音楽

映画【宇宙人ポール】は、英語ペラペラなちょい悪エイリアンとSFオタクとの友情を描いたロードムービー。

一風変わった未知との遭遇が見どころですが、映画で使われている曲がまた良いんですよね。

…ということで、REONさんの「宇宙人ポール、ナイスな挿入曲 ピックアップ10」をお届けします。

 

この記事でわかること

  • 映画挿入曲の曲名・アーティスト名
  • どのシーンで使われていたのかザックリ解説
  • YouTube動画で楽曲確認OK👌

 

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オタク2人組の旅路の曲はコレ

まずは序盤、グレアムとクライヴがいかにSFオタクで、しかも仲睦まじい親友なのかが良く分かる3曲から。

チョイスセンス抜群の洋楽をどうぞ。

コミコンを満喫しまくっているときの曲

遠路はるばるイギリスから、アメリカのコミコンに乗り込んだグレアムとクライヴ。

思う存分イベントを満喫している時にかかる曲が、THE ONLY ONESの『ANOTHER GIRL ANOTHER  PLANET』

演じたサイモン・ペッグとニック・フロストがあまりに一般人と化していて、それだけで早くも笑いそうになります。

たける
たける

これ、サイモンとニック本気で楽しんでるでしょ(笑)

REON
REON

実際、私生活でも仲良しらしいからな。ほんと楽しそう。

歌っているTHE ONLY ONESは、1976年に結成されたイギリス・ロンドンのパンクバンド。

軽快なポップカルチャーのリズムが、オタク2人組のコミコン参加を大いに盛り上げてくれています。

 

THE ONRY ONES 『ANOTHER GIRL ANOTHER PLANET』

 

ホテルの部屋でかかる曲

コミコンを満喫し、ホテルに1泊する予定だったグレアムとクライヴは、ホテル側の手配ミスでダブルベッドの部屋を用意されてしまいます。

そこでルームサービスのボーイに、カップルと間違えられた時の曲が、Bill Withersの『Just The Two Of Us』

たける
たける

仲睦まじいことは良いことだ♪

REON
REON

…まぁ、2人ともまんざらでもない微笑み交わしてるから、一層怪しまれるよな(笑)

そんなまさかのオタクカップルを表現するのに、まさかの大御所の曲を使うとは。

歌っているBill Withersは、カントリーミュージック界の重鎮です。

ホッコリするシーンにうってつけの優しい歌声は、3Dアニメ映画《ペット》のエンディングも飾っています。楽曲チェックはこちら↓

映画ペットは音楽のチョイスがまた絶妙!選りすぐりの10曲をご紹介

 

映画【宇宙人ポール】で使われた曲は、これまた歌詞が良いんです。

『君と2人なら  なんだって出来るよ』

…たしかにオタク2人の熱い友情や、この後起こるドタバタを予感させるのにぴったり(笑)

訳詞付きの動画をご用意したので、じっくり歌詞もあわせてご堪能ください。

 

Bill Withers 『Just The Two Of Us』

 

エイリアン・インでかかっていたBGM

ホテルを後にし、キャンピングカーで聖地巡礼の旅に出かけた2人。

ロズウェルにあるエイリアン・インという観光客目当てのダイナーに立ち寄ります。

そのダイナーの店内でかかっていた曲が、Billy Rileyの『FRYING SAUCER ROCK AND ROLL』

たける
たける

むっちゃロカビリー♪

REON
REON

古き良きアメリカンロックン・ロールが融合したノリのいい曲だね。

SFオタクが好きそうなメニューやお土産のある店内の雰囲気ともマッチした、楽しくなるメロディです。

 

Billy Riley 『FRYING SAUCER ROCK AND ROLL』

 

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宇宙人ポールと出逢ってからの曲はコレ

オタク2人組の旅路はここからが本番。

予想外の未知との遭遇、宇宙人ポールと出逢って共に旅する道中を盛り上げる楽曲を一気にどうぞ。

ポールを同乗させた直後の曲

成り行きで宇宙人を拾ってしまい、やむなく同乗させたキャンピングカーの中でかかっている曲が、Todd Rundgrenの『HELLO ITS ME』

たける
たける

Hi、わしポール♪

REON
REON

…ってエイリアンが助手席にいるとか、戸惑うわな。

そんな心境とポールの存在の違和感を、70年代のカントリーミュージックっぽい曲調で演出。

歌っているトッド・ラングレンは、自分で演奏もボーカルも収録もこなすマルチなミュージシャンです。

さらにプライベートでは、こんな漢気溢れる一面が。

  • トッドは、女優リヴ・タイラーの育ての親
  • リヴといえばエアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーの娘
  • 実はリヴの母親、スティーヴンの妻はトッドの元カノ
  • スティーヴンにちょっと問題があって、元カノがリヴを連れてトッドを頼ってきた
  • …ということで、リヴを我が子として大事に育てた

マルチな才能は、懐の深さから生まれてきてるのかも。

 

Todd Rundgren 『HELLO ITS ME』

 

鳥の踊り喰い直後の曲

宇宙人ポールには、傷を癒すヒーリング能力があります。

その力でわざわざ小鳥を生き返らせて丸呑み…というシーンのあとにかかる曲が、E.L.O.の『DON’T BRING ME DOWN』

たける
たける

この鳥丸飲みシーンむっちゃ好き♪

REON
REON

えぇぇーー!ってびっくりするけどな。

歌っているE.L.O.は、エレクトリック・ライト・オーケストラの略称です。

イングランドのロックバンドで、チェロやバイオリンといったクラシック弦楽三重奏を取り入れた独特のスタイルがウリ。

奇跡…からの衝撃プラスE.L.O.の曲という、このシュールな流れがたまらない1曲です。

 

E.L.O.『DON’T BRING ME DOWN 』

 

キャンプ場で歌って踊ったポールのお気に入り曲

まだまだ宇宙人&オタク2人の旅は始まったばかり。

ひとまず休憩しよう…ということで3人で立ち寄ったキャンプ場の晩に流れる曲が、MARVIN GAYEの『GOT TO GIVE IT UP』

ソウルなディスコ調の曲で、1977年全米1位、全英7位に輝いた大ヒットナンバーです。

たける
たける

これ、「マーヴィン最高!」ってポールが言ってるお気に入りの曲だ♪

REON
REON

そうそう。で、3人でバーベキューしながら踊るんだよな。

歌っているマーヴィン・ゲイは、マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーを抑えて1983年のグラミー賞を受賞したお方です。

ちなみに娘さんは、映画《マトリックス・リローデッド》《マトリックス・レヴォリューション》で、ジー役を演じた女優ノーナ・ゲイさん。

マーヴィンは45歳の若さでお亡くなりになりましたが、数々のヒットナンバーを残してくれています。

だからアメリカかぶれのポールもお気に入り…といった設定になっています。

 

MARVIN GAYE 『GOT TO GIVE IT UP』

 

ルースが同行してからかかった車内BGM

キャンプ場での3人の様子に惹かれ、ポールの姿も目撃してしまったルース。

成り行きでほぼ拐われる形で同行することに。

そんな彼女には左目に疾患があり、ポールに癒してもらうシーンでかかる曲が、Max Romeoの『CHACE THE DEVIL』

歌っているマックス・ロメロはジャマイカのレゲエ歌手です。

たける
たける

車内でコッソリかかってた?

REON
REON

あぁ、あんまりよく聞こえないけどね。

ルースは狂信的なキリスト教徒のため、最初は宇宙人ポールのことを神に背く悪魔だ、と罵ります。

…ということで、「悪魔を追っ払え」といった意味のこの曲が流れてくるというブラッキーな演出になっています。

 

Max Romeo『CHACE THE DEVIL』

 

3人でレイズ・パブに行った時の曲

ポールのおかげで弾け始めたルースが、とりあえず父親に電話したいと立ち寄ったパブで流れてくる曲が、『CANTINA BAND』

これは思いっきり、映画《スターウォーズ》のパロディネタとしてぶっ込まれた1曲です。

たける
たける

ルーク!!

REON
REON

エピソード4で演奏されてる、軽快なパーティミュージックだな。

そのまんま、《スターウォーズ》エピソード4のワンシーンごと、カンティーナをお楽しみ下さい。

 

『CANTINA BAND』

 

RVパークでの曲

結局レイズ・パブでひと悶着起こし、ポールの案でRVパークへ。

似たようなキャンピングカーの中に紛れ込む作戦で、パークの駐車場に停めるときにかかった曲が、B52sの『PLANET CLAIRE』

歌っているB52sは、パンクでファンキーなエレクトロ音源を用いたアメリカのロックバンドです。

メンバーのひとり、ケイト・ピアソンは、ジュディマリのYUKIさんとダブルボーカルのNinaというバンド活動も行なっていたことがあります。

たける
たける

え。この曲どこで使われてたのか全然気付かなかった…

REON
REON

…うん。探すのちょと大変だったw

劇中、《未知との遭遇》や《X-ファイル》っぽい音楽も使われているので、全くもって存在感の薄い曲なんですが(汗)

単なる効果音かと思うほど、一瞬だけメロディーが流れてきます。

全部聴くと、いかにもUFO呼んでますという、ハウリングさせながらの面白い曲です。

 

B52s 『PLANET CLAIRE』

 

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エンディングを飾る曲はコレ

最後まできっちり楽しませてくれた映画のトリを飾る曲は、E.L.O.の『ALL OVER THE WORLD』

みんなでポールをお見送りして、大団円で終了する感動のエンディングにぴったりの楽しげな曲です。

エンドロールも交えながら、ポールが去った2年後。

グレアムとクライヴの後日談も、この曲に合わせて流れてきます。

最後までしっかり音楽でも演出でも楽しませてくれるとは。ニクい仕上がりです。

たける
たける

あんな目やこんな目に遭ったけど…。

REON
REON

悪くないよな。こういう旅も。

リズミカルでダンスフルな曲のイメージを前面に押し出した、見ていてなんだかハッピーになるE.L.O.のPVをどうぞ。

 

E.L.O.『ALL OVER THE WORLD』

 

…ということで、映画【宇宙人ポール】で使われていた洋楽10曲をピックアップしてお届けしました。

他の映画作品のパロディネタも盛りだくさん。どんなネタがぶっ込まれているかは、こちらも合わせてどうぞ↓

SFコメディ映画宇宙人ポールのパロディ元ネタをゴッソリ紹介!

 

見どころ満載の作品ですが、曲も気になってたんだよねーというあなたのお役に立てれば、恐悦至極にございます。

ちょっと珍しいSFブラックコメディの大まかなあらすじ・キャストについてはこちらもどうぞ↓

【宇宙人ポール】映画のあらすじは?斬新なSFブラックコメディ

 

 

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