【クーキー】チェコで大人気のパペット人形映画は愛おしくて斬新!

アドベンチャー

いつも一緒、大事な大事なお友達。

まだ幼かったり病弱な子供にとって、ぬいぐるみはかけがえのない宝物です。

…でも、ボロくなって捨てられることも。

汚れたクマのぬいぐるみの大冒険を描いたチェコ映画【クーキー】の世界へとご案内いたします。

 

この記事でわかること

  • ネタバレなしのあらすじ・出演キャスト
  • 予告動画・動画配信サービス・DVD情報

 

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映画【クーキー】ペラッペラのぬいぐるみ物語

たける
たける

ピンクのクマ!可愛いー❤️

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…元々は赤だがな。

今回お届けする映画【クーキー】は、長らく大事にされすぎて色褪せたクマのぬいぐるみのお話です。

パッと見かわいいんですが、ボロくてペラッペラ。

なかなかシュールなリアル感と、それ以上にブラッキーなファンタジーアドベンチャーになっています。

  • 今作は、馴染みが浅いチェコ語の作品
  • 監督の実の息子さんが主人公として出演
  • 監督の父親も、キャラの声で出演
  • …というファミリー製作・さらに手作り感満載の演出だらけ
  • 主役のぬいぐるみ・脇役キャラのビジュアルが斬新

人形やおもちゃの冒険と言ったら、トイストーリーが有名ですね。

あんな感じで、ワクワクの大冒険が!

…というと、ひと味もふた味も異なる変化球を投げつけられます。

これはお子さま向きというよりも、かつてぬいぐるみを愛した大人向けかも。

妙にツボる雑な動き、ちっとも可愛くない汚いサブキャラ、ユーモラスすぎるストーリーにきっとハマる不思議な作品。

捨てられたクマのぬいぐるみが持ち主の元へと帰るまでを描いた冒険映画【クーキー】です。

 

映画【クーキー】基本情報

クーキー2010年 チェコスロバキア
ジャンルアドベンチャー・ぬいぐるみ劇
監督・脚本ヤン・スヴェラーク
上映時間95分
出演オンジェイ・スヴェラーク、ズデニュク・スヴェラーク他
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映画【クーキー】あゝ捨てられて、ゴミの山

物語の始まりは、ひとりの少年の様子から。

小学生のオンドルくんは、喘息持ちの病弱少年です。

  • いつもママが部屋を綺麗におそうじ
  • ホコリやゴミで発作を起こすかもしれないから
  • ということで、ママは壊れたオモチャもどんどん捨てまくる人
  • オンドルくんの大事なお友達・クマのぬいぐるみクーキーもゴミ扱い
たける
たける

あぅ…。ママ、クーキーは捨てないで(泣)

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…バブルスは捨てないから我慢しなさい。

オンドルくんには、いつも一緒に寝ているぬいぐるみが2つあります。

ひとつはクーキー、もうひとつはバブルス。

クーキーは、見るからに色褪せて経年劣化しまくったヘニャッヘニャのぬいぐるみです。

言うなれば、使い古したボロ雑巾のようなタオル地のテディベア。

そしてもうひとつのバブルスは、バクだかなんだかの黄色いフワフワのぬいぐるみです。

  • 洗うことも出来るバブルスは、まだ綺麗だからOK
  • 縫い繕うことも洗うことも無理なほど、ボロいクーキーはアウト
  • そもそもお布団にクーキーから出たゴミがつく
  • 喘息の発作の原因になるからクーキーとはバイバイしようねと、お願い届かず

そうしてゴミと一緒に出されてしまったクーキー。

オンドルくんは、ママの言い付けを守る良い子ですが、どうしてもクーキーをあきらめきれません。

そこでママやパパが寝たのを見計らい、コッソリ夜中に外のゴミ捨て場へ。

内緒でクーキーを連れ戻し、バブルス共々お布団に入れてひと安心しておやすみします。

ところが翌朝目が覚めたら、オンドルくんのお布団にクーキーの姿がありません。

「容赦ないママがやっぱり捨てちゃったんだ…オニババめ!」

…と内心思っていたかは知りませんが(笑)

オンドルくんは窓越しに、走り去るゴミ回収車を恨めしそうに眺める羽目になったのです。

 

大好きな持ち主の元へ GO HOME!

たぶんママに捨てられたであろう、ペラいぬいぐるみクーキー。

彼は今どこに?というと、ゴミ集積場のゴミの中。

  • オンドルくんは、お家でバブルスと一緒に「クーキー帰ってきて」とお祈り
  • そんな祈りが通じたのか、クーキーがごみの中でお目覚め
  • ボクはゴミじゃないー!と、オンドルくんのお家に帰ろうと歩き出した
たける
たける

クーキーが立った!

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…ファンタジーアドベンチャーの始まりだ。

さて、ここからが今作の最大の見せ場。

なんとゴミにも命が吹き込まれてます。

ひしゃげて汚れたペットボトルが、脱走ゴミを回収する兵士としてクーキーを追ってくるのです。

…うん、なんだこのキャラ(笑)

  • ペットボトル兵士は、コンビニ袋を飛ばして捕獲作戦を展開
  • クーキーは、カックンカックン雑な動きで集積場を脱出
  • すぐそばの森に逃げ込み、いつのまにか気を失った
  • そんなクーキーを、森の村長ヘルゴットが助けてくれた

ここはシメジの神様とかドングリの神様とか、野鳥やリスといった普通の生き物も生息する不思議な森。

まんま糸で操ってるとバレバレの動きの汚いサブキャラと、ペラッペラのクマのぬいぐるみの人形劇に目が点になります。

  • 助けたといっても、村長はクーキーを匿うつもりはない
  • ニセの毛皮(…というかボロタオル地)のクーキーは、この森にそぐわないから
  • そもそもピンクの生き物なんて森にはいない
たける
たける

え。クーキー追い出されちゃうの?

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…クーキーもお家に帰りたいから、長居するつもりはない。

…ということで、意見が一致した村長とクーキー。

森のゴタゴタ解決に行く用事ができた村長について行き、お家を目指すつもりで森を出ることに。

  • ところが村長の後釜を狙うアヌシュカという厄介者が、何かとシャシャってきた
  • アヌシュカは、村長と一緒にいるクーキーを見て燃やしてやろうと画策
  • クーキーを追って森に来たペットボトル兵士と手を組んで、執拗に追い始めた
たける
たける

ゴミがゴミを追ってる(笑)

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…ビジュアルもシュールだが、ストーリーもシュールだな。

森の秩序が乱れるから…と、クーキーを追い出す村長。

勝手にいじめ始め、追い回すアヌシュカ&ゴミ兵士。

暗闇が怖いし一人じゃ眠れない…と、夜は村長のところに帰って来ちゃう甘ったれのクーキー。

もう設定が色々カオス過ぎて、面白いったらありゃしません。

  • さらに森では、トラックに巣作りした野鳥の卵がピンチ…というゴタゴタが
  • 森の生き物を守ることが村長の役割
  • …だが、アヌシュカが村長解決案件を横取りして人気集めまで始めた
  • 村長は威厳を守るため、追い出したクーキーを呼び戻し助っ人を頼んだ
  • クーキーは、野鳥のタマゴ救出に乗り出すことに

なんなの、この損得感情と面白半分で動く森の連中は(笑)

こうしてクーキーは、右も左もわからない森で唯一頼れる村長をお助けするため。

森のゴタゴタを解決したら家まで送ってくれるという村長を信じ、大奮闘していくのです。

ぬいぐるみならではの弱点と強みを活かして。

…そう、クーキーは所詮ぬいぐるみです。

濡れたら綿に水が染み込んで、重くて動けなくなるからと水を怖がって役に立ちません。

それでも成り行きで濡れちゃって、自ら身体をねじって水分絞ったり。

挙げ句、中の詰めもの出して乾かすとか、とんでもない展開になっていきます。

しかも助っ人頼まれた鳥のタマゴ救出には、自分の腹を引き裂いて綿の中で保護するというw。

さらに逃げるクーキー&村長と、追うゴミ兵士&アヌシュカのカーチェイスまであったりします。

…これがまた本格的なガラクタ仕様。

なのにエキゾーストから火を噴いてバースト走行もするという、もう全編見どころしかありません。

こんなカオスな展開の中、ペラッペラのぬいぐるみクーキーは、無事にオンドルくんの元へ帰れるのか… というのが大まかなあらすじになります。

 

雑な動き・子汚いキャラ・シュールな展開が見どころの映画【クーキー】

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映画【クーキー】可愛いか微妙な登場人物たち

ペラさが逆に可愛いすぎるクーキー。

ただし可愛いくみえるのは、その他のキャラがよくわからない生き物だからかもしれません。

専属の人形あやつり師の手で操作されまくる、登場キャラたちをご紹介いたしましょう。

 

オンドラ (オンジェイ・スヴェラーク)

オンドラくんは、ぬいぐるみクーキーの持ち主。

10歳くらいの喘息持ちの少年です。

子供の頃も今も、ぬいぐるみ好きなら共感しまくっちゃう人物像。

今作監督の息子さんがオンジェイ君を演じています。

 

クーキー (声:オンジェイ・スヴェラーク)

クーキーは、色褪せてクタクタになったぬいぐるみ。

「元は赤」を自称するピンクのクマです。

ヒョッコヒョッコ跳ねるように動く様が、そりゃもうプリティ。

この雑な動きは、あえての演出だそうな。

クーキーの声は、オンドラ役のオンジェイ君が担当。

これもあえて持ち主の少年に演じさせることで、ぬいぐるみ遊び・妄想の延長…といった演出にもなっています。

 

ヘルゴット村長 (声:ズデニュク・スヴェラーク)

ヘルゴット村長は、クーキーが迷い込んだ森の長老。

なんの生き物がモチーフなのか、てんで分からん奇怪なビジュアルをしています。

お声は監督の父上、ズデニュク氏が担当。

チェコでは人気俳優・脚本家・作家・舞台作家といくつもの顔を持つお方です。

クーキーと村長のやり取りが実のジィジと孫の会話…という作りも見どころになっています。

 

アヌシュカ (声:ジリ・マカセック)

アヌシュカは、村長の座を狙う森の住人。

前村長の息子という立場なので、ヘルゴットが村長であることに納得いってない…というキャラです。

コイツもなんの生き物がモチーフなのか分からない汚いビジュアル(笑)

ただ、よく見ると割れたヤシの実、しかも毛のようなヒゲ根が残ったもの。

どうやら森の住人は、森に落ちてるゴミやガラクタで出来ていることが分かる存在になっています。

 

…と、この他にも沢山の子汚い森の住人、オンドルくんのママ・パパ、意外な結末に繋がるホームレスも登場。

会話や設定はあちこちブラッキーでシュールな展開・動きは雑・でも愛らしい…というマニアックな作品となっております。

 

 

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映画【クーキー】感想まとめ

ペラッペラだけど、可愛いらしいクマのクーキー。

ぬいぐるみが動いて大冒険!?と、キュートなお話かと思って観始めると、とんでもない衝撃を喰らいます。

  • 喘息持ちの少年のぬいぐるみが捨てられることに
  • ゴミ集積場送りになったけれど、ぬいぐるみクーキーに息吹が
  • 笑っちゃうくらい操られた動きでお家を目指して大冒険

今作は、約9割が「ぬい撮り」のような大アドベンチャー。

ぬい撮りとは、愛すべきぬいぐるみを旅先にも連れて行き、人物被写体の代わりにぬいぐるみ中心で撮影する手法のことです。

これはもう…ぬいぐるみ好きにはたまらない映像作品。

なのにホンワカファンタジーではなく、度肝を抜かれる斬新さ。

そもそもチェコの映画って全く馴染みがありません。

映画一家が自由気ままに手作りした感じという特異さも、物珍しさに拍車をかけています。

だからといって適当に作ったわけではなく、ものすごく真剣に丁寧に。

映画に対してもぬいぐるみに対しても、本当に真摯に向き合って大切に作った想いが伝わってきます。

映画【クーキー】は、全てのぬいぐるみ好き・映画好きに捧げる愛情たっぷりの作品 でした。

最後に【クーキー】製作の様子が分かる動画もどうぞ。

ますますこの作品が愛おしくなりますよ。

 

映画【クーキー】メイキング

この作品はこうして作られました!映画『クーキー』メイキング

 

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