全世界で、シリーズ累計1億1,700万本を突破した大人気ゲーム《バイオハザード》
その世界観を活用した実写映画もシリーズ化され、大ヒット作品となりました。
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演映画【バイオハザード】シリーズ6本を見る順番に、最新作についてもお届けします。
この記事で分かること
- 映画バイオハザードシリーズ6本を見る順番に
- 最新作1本
- …のあらすじ概要・見どころ
- 予告動画・DVDブルーレイ情報
バイオハザード (2002)
映画【バイオハザード】は、カプコン発のサバイバルホラーゲームを原作とした、映画シリーズ第1作目。
原題は「Resident Evil=内に潜む悪」という意味。
有害ウィルスによる生物災害、バイオハザードによる屍人パニックを描いたお話です。
映像と演出で魅せる巧みな構成・ミステリー要素もある謎多きストーリー。
原作に対するリスペクト愛を感じる作品に仕上がっています。
- 主人公アリスはある日、大きな館のバスルームで倒れた
- 意識を失っていたようで、気が付いてからも記憶が曖昧
- …とそこへ、謎の武装集団が侵入。アリスは拘束され連行された
- 武装集団いわく、アリスも彼らと同じ特殊部隊だそう
- 行き先は館と繋がっている巨大複合企業アンブレラ社の研究所『ハイブ』
- 極秘裏に研究開発していた恐ろしい生物兵器T-ウィルスが漏洩したらしい
巨大企業アンブレラ社や、人間をアンデッド化する生物兵器T-ウィルスなど。
原作の設定を活かしつつ、映画としてオリジナル要素が強めになっているのが特徴です。
主人公のアクションシーンは1カットを除き、全て主演のミラ・ジョヴォヴィッチさんが演じているのが見どころの一つ。
ラストシーンあたりで身体に無数のアザがあるんですが、それら全て本物という小ネタなんかもあったりします。
さらに製作費は、ハリウッド映画としては破格の33億円。(←充分お高いですが、これでも相当安上がり)
アンデッド役の俳優を雇えなかったため、ポール・W・S・アンダーソン監督をはじめ、スタッフ総動員でアンデッドを演じたそうな。
地下の研究施設という密閉空間で、いつ・どこから現れるか分からない、スタッフ演じるアンデッドに是非ご注目ください。
極秘施設の研究がもたらした、生物災害の発生を描いた傑作。
映画【バイオハザード】
監督 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、ジェームズ・ピュアフォイ他
上映時間 : 100分
バイオハザードⅡ アポカリプス (2004)
映画【バイオハザードⅡ アポカリプス】は、前作の続きとなるシリーズ第2作目。
アリスが地下施設から脱出した直後、バイオハザードによって世界が終末へと向かうお話です。
原題は「Resident Evil : Apocalypse」
アポカリプスとは新約聖書ヨハネの黙示録のことで、転じて「世界の終わり」「大災害」を意味します。
- アリスが地下施設『ハイブ』から脱出した2日後
- アンブレラ社は現状確認と復旧のため、調査チームを派遣
- ところが高濃度のT-ウィルスに汚染され、アンデッドの襲撃で全滅
- アンデッドが地上に出没し、アンブレラ社は事件を隠蔽することに
- 街は丸ごと隔離され、その中にはアリスや警官ジルの姿も
- アリスたちは生存者と合流しつつ、ある少女を救出して脱走を試みることに
まさにアポカリプス、終末世界の大災害の様子が描かれています。
そんな中で上層部や要人は、真っ先に保護され避難という、緊急事態で起こりうる現実味が胸くそPOINT。
さらにこの後に及んでなお、アンブレラ社が「ネメシス計画」なる実験研究を始め、ただのアンデッドではないクリーチャーまで出没するピンチに。
原作的には、ゲーム版《バイオハザード 3 LAST ESCAPE》の世界観を踏襲。
同じくゲーム版《バイオハザード CODE:Veronica》のオープニングを再現した、アクションシーンなんかもあったりします。
極め付けは、シエンナ・ギロリーさんが演じるキャラクター、ジル・バレンタインの再現度の高さ。
これにはゲームファンも、思わずWOW♪しちゃうかと思います。
アンデッドによる異変が街を包み込み、視覚的なホラー要素とアクションがパワーアップした作品。
映画【バイオハザードⅡ アポカリプス】
監督 : アレクサンダー・ウィット
出演 :ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレット・ハリス他
上映時間 : 94分
バイオハザードⅢ (2007)
映画【バイオハザード Ⅲ】は、前作から数年後を描いたシリーズ第3作目。
オープニングが第1作目と丸かぶり、あまりにデジャヴ過ぎて観る作品を間違えたと思っちゃいますが、ご安心を。
ラクーンシティの惨劇以降、アンデッドだらけとなった世界で希望を見出すお話です。
原題は「Resident Evil : Extinction」
サブタイトルのエクスティンクションには、鎮火する・消滅する・絶滅する、といった意味があります。
- T-ウィルスの蔓延で、人間はおろか動植物も死滅。文明社会が崩壊
- そんな中、共に生きようと生存者を探す集団が
- 一箇所に留まるとアンデッドに襲われるため、彼らは各地を移動
- 単身で生き延びていたアリスはある日、安息の地の存在を知った
- クレア率いる生存者集団と合流、アラスカを目指すことに
T-ウィルスの語源である『タイラント』なるスーパークリーチャーも登場し、バイオハザードによる世界の荒廃が加速。
ただしアリスに超能力的な力が備わり、少々バイオなハザードからズレていくという難点が。
そこは今後の伏線にもなっており、アリスという存在の重要性に繋がっていくので、大目に見てあげてください(笑)
アンデッドに怯える生活の中で、人間はどう生き抜いていくのか。
変異したT-ウィルスの脅威に晒されながらも、活路を見出す物語。
映画【バイオハザードⅢ】
監督 : ラッセル・マルケイ
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、イアン・グレン他
上映時間 : 94分
バイオハザードⅣ アフターライフ (2010)
映画【バイオハザードⅣ アフターライフ】は、前作から1年後を描いたシリーズ第4作目。
ゲーム版《バイオハザード5》へのオマージュシーンが数多く用意され、少しだけ日本も舞台となるお話です。
原題は「Resident Evil : Afterlife」
アフターライフには、死後の人生または特定の出来事があった後の人生という2つの意味があります。
死んでも人生が続くアンデッド、そんな特定の事態に遭遇した後の生存者の人生を表現したサブタイトルです。
- T-ウィルスは太平洋を越え、東京・渋谷から感染が拡大
- 北米全滅を受け、アンブレラ社は東京総本部で研究を続行中
- アリスはアンブレラ社が作った自身のクローンと共に、東京総本部を襲撃
- 幹部のウェスカーを追い詰めるも、取り逃してしまった
- その半年後。アリスはクレアや生存者を発見し、安息の場所へ向かった
- ただし安息の場所はアラスカではなく、実はロス沖に停泊するアルカディア号
前作でアラスカのアルカディアに向かったのに、仲間だった記憶を失っていたクレア。
そして刑務所に籠城する、ほんの僅かな生存者たち。
新たな仲間を交えて再び立ち上がるアリスの前に、大勢のアンデッドがひしめきます。
ゲームキャラでも人気なクレアの兄クリスや、T-ウィルスの劣化により誕生した亜種クリーチャーも登場。
渋谷の初感染者役が中島美嘉さんだったり、ミラ・ジョヴォヴィッチさんが二刀流アクションを披露するなど、見どころが盛りだくさんです。
演出もストーリーも華麗で美麗、展開がより派手になっていくサバイバルな作品。
映画【バイオハザードⅣ アフターライフ】
監督 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、ウェントワース・ミラー他
上映時間 : 97分
バイオハザードⅤ リトリビューション (2012)
映画【バイオハザードⅤ リトリビューション】は、前作の結末を引き継いだシリーズ第5作目。
安息の場所で一息ついたのも束の間、アンデッドよりアンブレラ社に脅威するお話です。
原題は「Resident Evil : Retribution」
リトリビューションとは、後ろに引き返す・悪行に対する当然の報い・報復といった意味があります。
T-ウィルスを悪用し、世界をカオスに陥れたアンブレラ社に対し、アリスが報復・復讐する様子を表しています。
- アルカディア号に囚われた生存者全員を救出した直後
- アンブレラ社の特殊戦闘部隊が急襲。圧倒的な武力でアリスらは陥落
- 部隊の指揮を執っていたのは、かつての仲間で今は洗脳状態のジル
- 独房に囚われ監禁・拷問されたアリスだが、何者かが脱走を手助け
- 監禁場所の外は街。実はアンブレラ社の精巧な実験施設だった
東京の初感染者役だった、中島美嘉さんのアクションシーンがあったり。
過去作の仲間たちがクローンとして再登場したり。
…というお楽しみPOINTが見どころです。
さらに、ゲームでも華々しい東洋系美女エイダ・主要キャラであるレオンの姿も。
ただしレオンを演じたヨハン・アーブ氏が、二回りほど小柄にしたドルフ・ラングレン氏にしか見えません(笑)
それはさておき、耳障りなキーンの音アリ・暗い中での光点滅アリなので、万が一気分が悪くなったら視聴中断をオススメいたします←重要
かつての仲間が敵に・敵が味方にと、人物相関が複雑に入り乱れる作品。
映画【バイオハザードⅤ リトリビューション】
監督 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、リー・ビンビン、中島美嘉ほか
上映時間 : 96分
バイオハザード ; ザ・ファイナル (2016)
映画【バイオハザード ; ザ・ファイナル】は、最終章となるシリーズ第6作目。
アンブレラ社やアンデッドとの戦いに決着がつき、アリスが何者だったのかが明かされるお話です。
原題は「Resident Evil ; The Final」
文字通り、ファイナルを迎える最後にふさわしいサブタイトルがついています。
- 精巧なシュミレーション施設から脱出後
- アリスの元にアンブレラ社が開発した人工知能からコンタクトが
- 人工知能レッド・クイーン曰く、あと48時間で人類が滅亡すると
- それを阻止するための薬の存在も告げてきた
- アリスは人類滅亡を防ぐため、始まりの地ラクーンシティへ
- 一部機能していた地下施設ハイブで、アンブレラ社の真の目的を知ることに
T-ウィルスとは、そもそも何だったのか。
なぜアンブレラ社がウィルスを開発したのか。
ウィルスと融合し、人類最後の希望となったアリスの正体など、全ての謎が解き明かされるストーリーが見どころです。
ローラさんの出演でも話題になった、シリーズで最も過酷なバトルが展開する完結編。
映画【バイオハザード ; ザ・ファイナル】
監督 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、イアン・グレン、ローラ他
上映時間 : 106分
バイオハザード : ウェルカム トゥ ラクーンシティ (2022)
映画【バイオハザード : ウェルカム トゥ ラクーンシティ】は、2022年1月28日から公開されている最新作 。
ミラ・ジョヴォヴィッチさん主演シリーズの前日譚にあたるお話です。
舞台は、巨大複合企業アンブレラ社の拠点があるラクーンシティ。
この街の孤児院で育ったクレアと兄クリスが主人公となります。
- クレアはアンブレラ社が事故を起こし、街に異変が起こった情報をキャッチ
- ラクーンシティに帰郷。市警の兄クリスに話すも信じてもらえず
- ただの陰謀論だと受け流したクリスだが、ありえない事態が発生
- 街の住民が続々とアンデッド化。人が人を喰う変わり果てた姿に
最初のバイオハザード、地下施設ハイブでの事故が起きた1998年9月30日。
あの日、何が起きて世界が変わってしまったのか。
…という絶望の始まりが、丁寧に描かれています。
クレアやクリスの他に、ジル・レオン・アルバートなど、ゲーム版の主要キャラが勢揃い。
ビジュアルも、アンデッドに関しては原作に忠実なのでワクワクします。
’90年代、発売と同時に世界中を驚愕させたカプコンのゲーム《バイオハザード》《バイオハザード2》を併せたストーリー展開が見どころです。
「こんなバイオハザードが観たかった」
と誰もが思う、原点回帰のアクションホラー作品。
…ということで、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演映画【バイオハザード】シリーズ6本と最新作についてお届けしました。
原作となったゲームは1996年に発売されて以来、かれこれ18本もシリーズ化。
私も5作目まではプレイしましたが、突如現れるアンデッドにビビり(笑)
さらに武器や回復アイテムを無駄使いし、苦戦し過ぎて強制的にイージーモード選択になった記憶があります。
もしプレイしないでストーリー追えたらな…と思った回数は数知れず。
そんなヘタレゲーマーの願望を叶えてくれるのが、この映画シリーズです。
ゲームと映画原題が違うのは、バイオハザードという有名なハードロックバンドを想像されることが多いから。
他にも理由があるようで、商標登録が難しかったから仕方なく「Resident Evil」を使うことになったそう。
まぁ原作とは異なるストーリーだし、体内で悪さするウィルスを上手く言い当てていると思います。
もちろんゲームを知らない人でも魅了される、迫力ある作り。
日本生まれの世界大ヒットゲームを基にした、アクションホラー映画の虜になって頂けたら、恐悦至極にございます。
シリーズ全作+特典映像など、完全保存版な豪華コンプリートセットもございます。
1枚ずつ揃えるよりも、断然おトクです。
こちらもプレステの大人気ゲームが原作。
ちょっとストーリーの詰めが甘いですが、ビジュアルはばっちりです。
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