可愛いペットたちのドタバタ劇を描いた3Dアニメ映画【ペット 2】
さらにパワーアップした続編も、前作同様こだわりに満ちたカッコいい洋楽が目白押しです。
…ということで、REONさんの『ミュージックアワード 映画ペット 2 バージョン』をお届けします。
この記事でわかること
- 映画挿入曲の曲名・アーティスト名
- どのシーンで使われていたのかザックリ解説
- YouTube動画で楽曲確認OK👌
前作の映画【ペット】の挿入歌はこちらをどうぞ↓
予告動画で流れるあの曲は?
まずはこちらから。
映画【ペット 2】の予告動画で使われた楽曲は、The Killersの『All These Things That I’ve Done』
歌っているザ・キラーズは、ラスベガス出身の4人組ロックバンドです。
キーボードやシンセサイザーの音源と、ポップな歌声がマッチした軽快なメロディが特徴的。
曲のタイトルで、映画の世界観をまるごと表現してるんだね。
…直訳すると「私のやった全てのこと」って意味だもんな。
ペットのみんなが出くわした騒動や活躍、やったこと全てを物語る作品になっていますよ、とアピールするのにドンピシャな楽曲です。
予告でのみ流れ、本編のどこかで再び流れることのない1曲。
All These Things That I’ve Done /The Killers
ストーリーを盛り上げる挿入歌
映画【ペット 2】は、小型犬マックの心の成長・うさぎのスノーボールの救出劇・ふわっふわなギジェットが猫のボスに!?…と見どころだらけ。
あっちでハラハラ・こっちでもドキドキな、各シーンを盛り上げる挿入歌9曲をどうぞ。
オープニング主題歌はコレ
映画の始まり、♪New York〜〜ニューヨーク〜♪が印象的なオープニング曲は、Jay-Z feat.Alicia Keys の『Empire State of Mind』
クラシックからジャズまで、幅広い音楽ジャンルを学んだ才女アリシア・キーズと、ラッパー兼起業家でもあるジェイ・Zとのコラボ曲です。
セントラルパークって、桜咲くんだ。
1912年に、日本から2,000本の贈呈があってね。以来、大事に育ててくれてて桜の名所なんだよ。
セントラルパークの桜が見頃になるのは、日本と同じように4月ごろ。
映像からは物語が春であることを告げ、曲の歌詞からは舞台がニューヨークであることが分かる仕組みになっています。
アリシアさんの伸びの良い歌声とジェイ-Z氏のラップという、曲の変調が心地良い主題歌です。
Empire State of Mind/ Jay-Z feat. Alicia Keys
リアムくんとお家で過ごす曲はコレ
大好きなケイティが結婚して、リアムくんという男の赤ちゃんと過ごすことが多くなったマックスとデューク。
リアムくんと一緒に、お家の中で遊ぶシーンで流れる曲が、Stevie Wonderの『I Was Made To Love Her』
言わずと知れた、あのスティーヴィー・ワンダーの若かりし頃の楽曲です。
子供が苦手って言ってたマックスだけど…。
すっかりお兄ちゃんって感じだな。
リアムは僕が守る!と、いつも一緒。
お子さんもいてワンちゃんもいるご家庭で、実際こんな場面に遭遇した方もいるかと。
微笑ましくて和むシーンに、スティーヴィー・ワンダーのこの曲はぴったり。
音楽界の大御所が16歳の時に作った、ヤングな歌声の1曲です。
I Was Made To Love Her / Stevie Wonder
スーパーヒーローごっこの曲はまさかのコレ
前作では、ちょっと悪役だったスノーボール。
今ではヒーロースーツの着せ替えもしてもらったりと、ペットとしての生活に馴染んでます。
それでも捨てられる・いじめられるペットを救う心は変わらず。
ベランダでヒーロー然の振る舞いをするときにかかる曲が、『Superman Main Theme』
まんまスーパマンの曲じゃん(笑)
しかもガチもんだ。
壮大なオーケストラ曲に合わせて、スノーボールが「たたた、タータ♪」と雄叫ぶ姿はかなり笑ってしまいました(笑)
せっかくなので、スーパーマンの映像とともにあのテーマ曲をどうぞ。
Superman Main Theme / John・Williams
車に乗って、さぁ旅行!の曲はコレ
マックスもデュークも一緒に、家族旅行に行くことになったケイティ一家。
みんなで車に乗って、ヒャッホーしてるときにかかる曲は、Jack Antonoff の『Me And Julio Down by the Scoolyard』
歌っているジャック・アントノフ氏は、アメリカのシンガーソングライター兼レコードプロデューサーなお方です。
インディーズバンドでリードシンガーとしても活躍していて、この曲はポール・サイモン氏(サイモン&ガーファンクル)のカヴァー曲になります。
車に乗ってるワンチャンて、ほんと楽しそうだよね。
窓から顔だして口がデロデロになってるとか、見たことあるよ。
つい小刻みなステップを踏みたくなるレゲエ調のサウンド。
リアムくんもマックスもデュークも、旅行がとっても楽しみなことを体現した楽曲です。
Me And Julio Down by the Scoolyard/ Jack Antonoff
ギジェットとクロエの会話の曲はコレ
愛するマックスから預かったミツバチくん。
キューキュー鳴くボールを取り返すため、ギジェットがクロエの部屋を訪れたシーンで流れる曲は、Jefferson Airplaneの『White Rabbit』
歌っているジェファーソン・エアプレインは、アメリカン・ロックの草創期から活躍するロックバンドです。
フォークでもありロックでもある、サイケな曲調がシーンを盛り上げています。
クロエがイっちゃってるんだけど(笑)
猫って、マタタビもらうと本当にこんな感じなのかな。
曲のタイトルからはスノーボールのシーンの曲かな?と思いそうですが、猫のクロエにぴったりな選曲。
猫修行に訪れたギジェットの話を聞いてなさそうで聞いている…という、クロエが微睡んでいる様子がよく分かる1曲です。
White Rabbit / Jefferson Airplane
救出成功!で街を闊歩する曲はコレ
続編で登場する新たなキャラ・デイジーとともに、トラを救出したスノーボール。
サーカスから逃げ出し、アパートへ帰る道すがらにかかる曲は、Coolio の『Fantastic Voyage』
歌っているクーリオは、カリフォルニア州出身のラッパーミュージシャンです。
俳優業もこなしていて、マーベル・コミックの映画《デアデビル》でチョイ役出演もしています。
子供のトラって、やっぱネコ科だけあって気まぐれだよねー。
路駐の車に飛び乗ったり、自由になれて嬉しそうだね。
こういう時って、なんでこんなにラップ曲が似合うんでしょう。
ひと仕事終えた満足感と足取りも軽い帰り道にマッチした、ヒップホップ曲。
Fantastic Voyage/ Coolio
おばあちゃんと猫一味の出動曲はコレ
言葉は通じないけれど、絶対救い出したいトラのフー。
救出に向かったマックスたちの助太刀に向かうギジェットが、猫一味と結託しておばあちゃんも駆り出すシーンで流れる曲が、ZZ Top の『La Grange』
テキサス州出身の3人組バンドの、ワイルドかつマッタリとしたロックです。
この曲、超クール!!
メロディと歌声の変調が独特な、シーケンサウンドがカッコいいな。
ZZ Topは、Doublebackという別の曲が映画《バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3》のエンディングに使われたことも。
映画【ペット2】では、テキサス男のソウルを感じる1曲が使われています。
野郎ども、行くぜ!
…ってな雰囲気がひしひしと伝わってきますね。
La Grange / ZZ Top
間一髪!でギジェット登場の曲はコレ
汽車に乗り込み、トラのフーを再び救ったマックス・デイジー・スノーボール。
でもサーカスの親玉セルゲイの銃口がっ…というピンチが。
そこに颯爽と現れたギジェットたちの車から流れるBGMは、M.O.P. feat. Funk の『Ante Up』
ニューヨークで市営ラジオのホストDJも務める、Funkmaster Flex氏のヒップホップラップ曲です。
おばあちゃんも猫一味も、ノリノリ過ぎ(笑)
これがまた、レトロなアメ車に似合い過ぎなファンキーさだな。
わりと一瞬しか流れてこない曲なんですが、悪人退治の爽快感に華を添えるような選曲。
容赦なくセルゲイをとっちめる瞬間にベストマッチしています。
Ante Up / M.O.P. feat. Funk
お家に帰る車内でかかるエンディング曲はコレ
無事にトラのフーも救ったし、さぁお家に帰ろうか。
すでに猫満載の車内に乗り込んで、全員でアパートへ帰るエンディング曲は、Lunch Money Lewis feat.Amine の『It’s Gonna Be a Lovely Day』
こ、これは…!!
あぁ、前作エンディング曲のアレンジバージョンだ。
マイアミ出身のR&Bヒップホッパーが、あのビル・ウィザーズの「Lovely Day」をアレンジ。
物語の大団円、「ペットのエンディング曲って言ったらコレだよねー」
…という、ニクいファンサービスが溢れる楽曲ですね。
It’s Gonna Be a Lovely Day / Lunch Money Lewis feat.Amine
ラストはとっておきのオマケ曲
映画のエンディングも迎え、あとはエンドロールのみ。
…と思わせて、映画【ペット 2】には悶絶級のオマケ映像が付いてます。
最後のお楽しみ、うさぎキャラのスノーボールが歌うラップ曲は、声を担当したKevin・Hartの『Panda』
吹き替え版では、声優の中尾隆聖さんが日本語歌詞で謎の韻を踏んでます。
パンダ♪〜〜Panda、パンダぱんだ🎶
…これはラストにやられた感満載の曲だな(笑)
飼い主さんが学校へ行って留守の間、スノーボールはいつもヌイグルミと何やら密談。
オマケシーンでは、隣に並べられたのがパンダだったから…という流れでパンダラップが流れてきます。
実はこの曲、オリジナルではなく原曲をパロディ化したものなんです。
- 原曲は、デザイナーというラッパーの『PANDA』
- 2016年、ビルボードチャート1位の大ヒット曲
- 「Panda♪〜〜Panda,panda panda!」という歌詞は原曲にもある
スノーボールがB-BOYな衣装に身を包み、謎の韻を踏む姿は可愛くもふてぶてしくてたまりません。
元になった大ヒット曲とあわせてどうぞ。
Panda /Kevin・Hart (吹き替え版 : 中尾隆聖)
原曲は動物のパンダを歌っているわけではなく、BMWX6という車種のホワイトカラーを表現。
車体が白黒パンダのようにも見え、「そんな車に乗ってるオレってイケテル」的な意味合いの曲名です。
犯罪を匂わすような楽曲なので、スノーボールが歌うとこうも変わるのかとビックリするかも。
Panda /Desiiger
…ということで、映画【ペット 2】に使用された洋楽10曲+オマケ曲、全11曲をお届けしました。
あぁ、あのシーンの曲はこれだったのか、と参考になれば恐悦至極にございます。
何度も観たくなる、ペットたちのハラハラどきどきな大冒険。あらすじ・キャストについてはこちら↓
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