昔から多くの絵本や多くの映画でも親しまれている「ジャックと豆の木」が、装い新たに300人の人間VS100人の人喰い巨人の物語として映画になりました。
巷では、あれに似てる、これどうなのよ、と酷評もチラホラ飛び交ってますが、わりと正当な冒険ファンタジー。
大まかなあらすじやキャストを中心に、映画【ジャックと天空の巨人】の世界へとご案内いたします。
【ジャックと天空の巨人】イングランドの昔話
「巨人」と言えば、永久に不滅で…
長嶋氏は登場いたしません。
…オール
阪神・巨人師匠も登場いたしません。
じ、じゃぁ、エ…
エリンやミカサの進撃もございません。
今作【ジャックと天空の巨人】は、巷では《進撃の巨人》そっくり、パクりだ!と囁かれていますが、イングランドの昔話《ジャックと豆の木》がモチーフのファンタジー映画 です。
- 《ジャックと豆の木》は、アングロサクソンの人々の間で語り継がれた民話のひとつ
- アングロサクソンとは、アングル人・ジュート人・サクソン人なるゲルマン系民族の総称
- 5世紀頃に、現在のドイツ北岸からイングランド・スコットランド・ウェールズから成るグレートブリテン島に移り住んだ皆様方がアングロサクソン
撮影はサマセットというイギリスの片田舎で行われ、よくファンタジー映画の撮影に使われるパズルウッドという森を中心にアメリカで制作されました。
なぜ《進撃の巨人》っぽいって言われるかというと、人を喰らう巨人VS生き残りをかける人間が主役だから。
似ていると感じる部分もたしかにありますが、展開するストーリーは勧善懲悪、王道アドベンチャー。
あぁ、でも元になった童話「ジャックと豆の木」って勧善懲悪でもないんですけどね。
童話のジャックの素顔や、そういや豆の木ってあるの?というREONさんの雑学トリビアご用意しております。
この国に伝わる冒険物語
映画【ジャックと天空の巨人】の舞台は、のどかな田園が広がる平和な国・クロイスター王国です。
この国で親から子へ代々語り継がれ、クロイスター王国の誰もが知る昔々のおとぎ話「天空の巨人」の物語から映画のストーリーは始まります。
フォー・スリー・ツー・ワン!
…合ってるのフォーだけだから。
ストーリーの軸となる「天空の巨人」のおとぎ話
むかしむかしのその昔、クロイスター王国にはエリック王という偉大な王様がおりました。
ある日突然この国に、フィー・ファイ・フォー・ファムと言う名の巨人が空からやってきます。
大地に降り立った巨人どもは、金銀財宝お宝ヒャッホー♪と強奪を繰り返し、いつしか大地で1番のお宝を発見。
巨人たちの指ほどの大きさのニンゲン。私が巨人だとしたら、ニンゲンは湖池屋スコーンくらいの大きさです。
柔らかくジューシー♪とニンゲンの味を覚えた巨人どもは、悪行の限りを尽くしてニンゲンを貪り喰う日々を満喫。
人間にとっては恐怖と地獄の日々の始まりです。
やっぱり《進撃の巨人》みたいに巨人が人間喰うんじゃん。
…まぁそこは似てるな。
やりたい放題に民を恐怖に陥れる巨人ども。「ワシの国を荒らすな!民も喰うな!」とエリック王は巨人退治の冒険に出かけます。
- どうやって倒したのか不明だが、エリック王は巨人の心臓を奪って王冠を作った
- 心臓産の王冠に刃向かうことは、巨人どもにとって自分たちの存在を否定することになる
- 抗う術もなく、心臓産の王冠を持ったエリック王に従わざるを得なくなった
- 仕方なく天空に帰り、大地に降り立つ道も封印された
こうして巨人はいなくなり、エリック王の活躍のおかげで王国には平和な日々が訪れます。
しかし、巨人どもにとってはこの上ない屈辱。自分たちよりちっぽけで、美味しい美味しい食糧であったニンゲンに負けたとあらば、その怨みはハゲるほどのストレスです。
こんな巨人の悔恨を残したけれど、エリック王の武勇伝は「天空の巨人」というおとぎ話 としてクロイスター王国に長いあいだ語り継がれていきました。
悪意を持った貴族が出現
そもそもなぜに天空から巨人がやってきたのか。それは信心深い修道士が魔法の豆を作ったから。
なに、魔法の豆って。
神の声をより近くで賜りたいと願った修道士が、天に近づくために作った特性豆だ。
特別な魔力をたっぷりと込めた魔法の豆は、大きく高く天に向かって蔓を伸ばし、神ではなく巨人の国と繋がってしまった、というわけです。
でも今作【ジャックと天空の巨人】は、魔法がはびこるファンタジーではありません。「天空の巨人」のお話は、劇中でもあくまでおとぎ話。
だから魔法の豆なんてものは絵空事…のはずなんですが、実は秘密があったんです。
- 魔法の豆も巨人の心臓で作った王冠も、本当に存在していた
- エリック王と共に城の地下にある王家の墓所に埋葬されていた
- 修道院がこの秘密をひた隠しにしていた
こんな秘密がどこからどうバレたのか、ひとりの貴族が野心を抱きます。
貴族はクロイスター王国を治める現国王の一人娘の許嫁となり、王冠と魔法の豆を奪って国を乗っ取り世界を我が物にしようと企んでいました。
【ジャックと天空の巨人】天空と地上を繋ぐ豆の木
王国のお姫様の許嫁が着々と悪巧みの計画を進める中、城下町では「天空の巨人」のお芝居が大盛況。おとぎ話と信じて疑わない民衆のハートを鷲掴みにしていました。
叔父さんのお使いで城下町に馬を売りに来た農民の青年も、ちょっとお使いサボって芝居小屋に。
小さなテント張りだけど、庶民の娯楽って感じで良いよねー。
あぁ。観客も舞台も一体になって、楽しそうだよな。
みんな和気あいあいとお芝居を楽しむ観客の中には、こっそりお忍びで城下町を訪れていたクロイスター王国のお姫様の姿も。
「天空の巨人」のお話は、民衆だけでなくお姫様も大好きなんです。
- お姫様は、民衆に溶け込む装いをしているけれど美人なことまでは隠せない
- 農民の青年は、お芝居も気になるが美人も気になる
- 観劇中の酔っ払いのオッチャンたちも、美人発見でちょっとちょっかい出し始める
気になる美人が絡まれてたとあって、農民の青年は助けに入ります。喧嘩沙汰と言うほどではありませんが、酔っ払いはやっかいです。
農民の青年はワンパン食らってちょっとゴタゴタしますが、そこにお姫様を探していた護衛の騎士団が颯爽と登場。いとも簡単にその場は丸く収まりました。
ちょっと殴られ損?
まぁでも騎士団長に名前を聞かれてたし、好印象ではあったんじゃない?
殴られ損の農民の青年の名はジャック。映画タイトルでもすでに名前が割れている【ジャックと天空の巨人】の主人公です。
気になる美人がお姫様だったなんて、身分が違いすぎて諦めざるを得ません。
ゴタゴタが一件落着したことだし、ジャックは大人しく叔父さんのお使いを済ませることにいたしました。
ただの豆にしか見えません
ジャックの芝居小屋でのゴタゴタは一件落着しましたが、城下町では別のゴタゴタが発生していました。
なんかザビエルなお方が慌ててるんだけど。
あぁ、それは修道士だ。
修道院から密命を受け、ザビエルな頭髪の修道士は魔法の豆奪還に成功…したんですが、それがお姫様の許嫁にバレて追われる身に。
ちょうど出くわしたジャックから馬を買おうと交渉しますが、そもそも修道士はお金を持ち歩かない人格者です。いくら信用に足る修道士とはいえ、お金がなきゃ馬は譲れません。
あーだこーだと押し問答をしてるうちに追っ手が迫った修道士は、ジャックに豆が入った小袋を押し付けて、こんなトリセツを言い残して勝手に馬に乗って去って行きました。
この豆には世界を変える力がある。ただの豆じゃないから。
修道院に届けておくれ。そして絶対に水に濡らしてはならぬ。
頼みましたよ。さらばじゃっ
置き逃げ?
…だな。
こうしてジャックはろくに叔父さんのお使いも果たせぬまま、ただの豆にしか見えないシロモノを押し付けられ、おめおめとお家に帰って行きました。
怒られて、問い詰められて、巻き込まれ
煮ても焼いても食うには足らぬ、ほんの5〜6粒の豆を持ち帰ったジャック。叔父さんは激おこプンプンです。
馬と豆では釣り合いが取れません。だってどう見てもただの豆。叔父さんは豆に八つ当たりして、床に豆をぶちまけました。
叔父さん、怖いーー。
でも身寄りがなくなったジャックを育ててくれる、良い人でもあるんだよ。
ジャックは幼い頃に母を亡くし、男手ひとつで育ててくれた父も他界。叔父さんが引き取り面倒を見てくれていたんです。
叔父さんに怒られちゃいましたが、ジャックはひと粒ひと粒拾い上げ、翌日修道院にお届けに行くつもりでおりました。
でも少々ボロいジャックと叔父さんの家。床の間に豆粒コロコロ、床下に転がり落ちてしまいます。
しつこいですが、なにをどう見てもただの豆。いくつ置き逃げされたかなんぞ数えちゃいません。
こうして籠の鳥ならぬ小袋の豆は、晴れてひと粒自由の身になりました。
怒られて・パート2
ジャックが叔父さんの激おこプンプンの矢面に立たされていた同じ頃、もう一人お父上のちょっとプンプンの矢面に立たされているお方がおりました。
美人だけどじゃじゃ馬な、クロイスター王国のお姫様です。
国王陛下『国のことは許嫁に任せて、お城で大人しく過ごしなさい』
お姫様『民のことをもっと知りたいのです(冒険したいんじゃー)』
陛下は許嫁が小悪党って知らないの?
そもそも「天空の巨人」が実話だなんて思ってないからな。
大事な大事な一人娘。いつも護衛も付けずに城下に出かけるもんだから、お父上としては心配です。
でもそんな心配をよそに、またしてもお姫様はおひとりさまで城を抜け出します。
- 馬にまたがり、城外へ遠乗り
- 豪雨に見舞われ、ちょっと迷子
- 灯りを頼りにジャックの家にたどり着く
偶然とはいえ再会したジャックとお姫様。お互い芝居小屋での一件を忘れてはいません。
初対面ではない上に、「天空の巨人」の冒険物語が大好きという共通点から2人は仲良くなっていきました。
「天空の巨人」のお話が好きって、王国内にはいっぱいいるよね。
…そこはスルーしてあげようよ。
雨音も気にせず二人は語り合いますが、ここで予想外の出来事が。
- 叔父さんはちょっと外出中
- 雨足は激しさを増して土砂降り
- ジャックの家の床下で、拾い損ねた魔法の豆に雨水が
- どーーーーーん!と豆の木急成長
忘れてました。豆の存在。そういや「水に濡らしてはならぬ」というトリセツでした。
偶然が偶然を呼び、雨水で濡れた魔法の豆はジャックの家ごとお姫様ごと巻き込んで、どう猛な獣さながらに天高く大きな太い蔓を伸ばしていきました。
いざ行かん、天空へ
美人だけさらってジャックのことは捨て置いた豆の木。放り出されて気を失っていたジャックが翌朝目にしたのは、行方不明になってしまったお姫様捜索部隊。
よくここが分かったね。
一目瞭然なデカい豆の木あるからな。
とんでもない豆の木出現で、国王陛下もお出ましです。可愛い愛娘もきっと巻き込まれたに違いない。ジャックはその場で尋問されることになりました。
突然こんなの生えてきて…
お姫様も家ごとあそこにおられるかと。
ジャックが指差すその先には、高く高く持ち上げられたあばら屋が。
お姫様救出大作戦と銘打って、騎士団・許嫁・ジャックというメンバーで精鋭部隊が結成され、天空目指した大冒険の始まりです。
これがまた…
引用amazon
そもそもお姫様は冒険好きのじゃじゃ馬です。大人しく助けを待つはずがありません。豆の木の一部と化したジャックのあばら家にお姫様はおりませんでした。
お姫様はいずこへ?
さらに天空に続く豆の木を登ったようだ。
手間のかかるじゃじゃ馬姫です。おかげでジャック&精鋭部隊の面々はさらなる天空、誰も見たことがない大地が広がる巨人の国へと足を踏み入れることになりました。
そしてそこで目にしたのは、いろんな意味で驚きの光景です。
- 動物も生息する自然豊かな広大な大地
- 一見のどか。でもおとぎ話に出てくる巨人が実在してた
- 巨人、とにかく汚い
いろんな意味で驚きなのは、その巨人の見た目。《進撃の巨人》みたいに皮がズル剥け、筋繊維丸出し…ではありませんが、ひたすら臭そうなんです(笑)
鼻ホジホジするわ歯は黒ずんでるわ、口くさそうだわ。寝っ屁もかますし、ハゲてるし。
こうしてジャックwith騎士団御一行様は、初めて見るけどよく知っている「天空の巨人」を相手に大冒険をしていくことに…というのが序盤のあらすじになります。
1000年の時を経て、再び巨人と人間との生き残り大戦勃発【ジャックと天空の巨人】
この王国の誰もが知ってて誰もが大好きなおとぎ話「天空の巨人」
昔々の冒険物語は、ただの伝承ではなく本当でした。魔法の豆が地上と天空を結び、人喰い巨人の再来です。
夢もユーモアもガッツもあふれる冒険ファンタジーの予告動画はこちら↓
【ジャックと天空の巨人】さりげなくユーモア溢れる登場人物たち
さて、ワクワクするような冒険譚。繰り広げるのはジャックwith王国の方々です。
対する小汚い巨人も続々登場。
「吹き替えヒドイ」の悪評轟く芸能人声優キャストの感想も交えてご紹介いたしましょう。
ジャックは今作の主人公。とりわけてズバ抜けた何かがあるわけでもない、ごくごくフツーの農民の青年です。ただ、案外勇気と好奇心とチャレンジ精神は旺盛。
ジャックの吹き替えは、ウエンツ瑛士さんが担当しています。
「ウエンツくん棒読み」という評価もありますが、役柄のジャックはまだ18歳。前途明るい若々しい青年らしさが出ているように思いました。
イザベル姫はクロイスター王国のお姫様。跡継ぎの男子がいないため、いずれは女王になる立場です。支えてくれるパートナーが不可欠なので、政略結婚の相手としてロデリック卿と婚約中。
イザベル姫の吹き替えは、「ちょっと声が若すぎて萎えた」と低評価だった平愛梨さんが担当。可愛らしさの中にも、凛としたお姫様というイメージが良く伝わってきたように思います。
エルモントは最前線で指揮を執る騎士団の団長。ユーモア溢れる優しいアニキ肌で、ジャックに対しても気さくに接する良い人です。
勇猛果敢に巨人戦で活躍しますが、苦戦を強いられている姿を見たら「フォースを使え」とつい思ってしまいました(笑)
ユアン・マクレガーと言えば、私の中では未だに映画《スターウォーズ》でのオビワン・ケノビなので、とっさに頭に浮かびました。
ロデリック卿はイザベル姫の許嫁。「天空の巨人」が実話だったと知り、あろうことかエリック王の墓をほじくり返して王冠と魔法の豆を手に入れました。
国を乗っ取る悪巧みを企て、一回り以上歳の離れたイザベル姫のフィアンセになりますが、「そこに愛はあるんかえ」…ここに愛はありません。
ただ単に王女のフィアンセという立場が欲しかっただけのお方です。
ブラムウェル王は現クロイスター王国国王陛下。娘想いで民想い、いち農民のジャックにも権力をかざすことなく接する賢王です。
国王陛下自ら怯むことなく最前線に出向く姿が印象的で、演じているユアン・マクシェーン氏はちょっと北大路欣也さんに似ています。
ファロン将軍は巨人の国・ガンチュアの首領のような存在です。かつてエリック王にねじ伏せられ、渋々天空に帰らざるを得なかった際の中心におりました。
誰よりもクロイスター王国を憎んでいて、巨人どもを従えて一矢報いる気満々。
二つの頭を持つのが特徴で、漫画「幽遊白書」の戸愚呂兄弟っぽい感じです。
顔がデカい首領の声をガレッジセールのゴリさんが担当。出番が多いキャラですが、ゴリさんの吹き替え演技は違和感なく楽しませていただきました。
顔の小さいほう、ファロン将軍・小(声:ジョン・カーサー)は、声優である佐藤せつじさんが声を担当していて、主に「うー」とか「あー」とか言ってます。
フィーは巨人の王国ガンチュアで主に狩りを担当するハンティング要員の巨人。あちこちに罠を仕掛け、獲物がかかれば回収して歩いてます。
長くストレートなロン毛が特徴で、スリムクラブの真栄田賢さんが声を担当。あまり声を聞いても真栄田さんとは気付きません。
が、見た目が案外似ているので、意識して鑑賞すると「あぁ。そうなんだ」と分かるかも知れません。
ファイは食欲旺盛、血気盛んな凶暴性の強い巨人。見た目はけっこうなハゲ散らかりようで、一番汚くて一番臭そう、近寄りたくない巨人NO.1です。
ファイの吹き替えは千原ジュニアさんの兄・千原せいじさんが担当しています。
「なんやねん!」といった関西弁が飛び出すので、それこそ「なんでやねん!」と突っ込んでしまいましたが、私は生粋の江戸っ子です。
関西の方じゃなくても「ここ、関西弁かいな」とエセ関西弁で突っ込みたくなるかもしれません。
フォーはちょっとガタイのいい肉体労働派の巨人。といってもどこに出ていたのかあまり良く分かりませんでした。
一応「フィー・ファイ・フォー・ファム」という巨人四天王の一人ですが、ちょっと影が薄い存在。
博多華丸さんが声を担当していますが、役柄同様、華丸さんの影も薄いです(笑)
ただ、どこかで「アタックチャーーンス」とアドリブかましてたと思うので、お聞き逃しなく。
ファムは野心溢れる小狡い巨人。あわよくばファロン将軍の座を射止めて巨人のトップに立ちたいと狙ってます。
目と目が通じあわず、離れたヒラメっぽい顔立ちが特徴。
南海キャンディーズの山里亮太さんが声を担当していて、これはすぐに「山ちゃんだ!」と気付くかと。
だんだんストーリーが進むと、ファムは眼鏡外して髪をおっ立てた山ちゃんにしか見えなくなってきます。
…とメインキャストはこんな感じ。人間キャストは把握しやすいんですが、巨人はどれが誰でなんて言う名前だっけ?と少し混乱しました。
酷評多き日本語吹き替え版で鑑賞すると、有名な芸人さんが担当しているのでわかりやすくなるんじゃないでしょうか。
- 演技や演出、ストーリーにこだわりたい場合には字幕
- 分かりやすくネタも欲しい場合には吹き替え版
潔い心構えで鑑賞すると楽しさ倍増すると思います。
まとめ
ちょっと酷評も見受けられるファンタジー映画【ジャックと天空の巨人】は、言いかえれば何通りもの楽しみ方が出来る作品です。
- 原案はイングランドの童話《ジャックと豆の木》
- 舞台となる王国には「天空の巨人」なるおとぎ話が
- おとぎ話が実は実話で、巨人戦に挑む
邪推なしで鑑賞すれば、ワクワクする冒険ファンタシー。《進撃の巨人》好きからすると、ここ似てる!と共感する見せ場あり。
吹き替え版ならば、洋画ファンタジーなのに関西弁が飛び出すなど、「ね?ここ面白くない?」って言いたくなる見どころが満載です。
映画【ジャックと天空の巨人】は、ユーモアもロマンスも冒険も詰まった何度も楽しめる作品でした。
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